加工アプリのフィルター越しに見る自分
1. デミ・ロヴァート
デミはInstagramで加工した箇所を解説しつつ、こう発言しています。
「これ、今気づけてありがたいのかも。こういうのがどれだけ危険か、今までわからず使っていました。私が13歳の時にフィルターがなくてよかった。というか、こんなものがある中で、どうやって今の10代の子たちは自分を受け入れることを学ぶわけ?」
2. リゾ
Instagramのストーリーズでビューティーフィルターを試したリゾは、ファンに向かって率直な感想を披露。
「こわっ!これを見ている人、フィルターなしでもみんなはキレイってわかってほしい」
「フィルターの美もいいと思うし、かわいいけど、実際にこんな肌じゃなくても、こんな鼻じゃなくても、こんな唇じゃなくても、こんな目じゃなくても、それはそれでOK」
動画は、リゾのフィルターなしの顔で締めくくられています。
3. アデル
4. フローレンス・ピュー
フローレンスが投稿したInstagramのストーリーズにフィルターがかかっている、というファンからの指摘を受け、スマホが自動でフィルターをかけたと説明した。
「スマホが自動で見た目を変えるのっておかしい。フィルターってクールだと思うし、『不完全なもの』や『欠点』はいらないと思う人の気持ちもわかるし、私もちょっとは使ってきた」
「でも、使うかどうかは自分の選択、自分の決定であるべき。これが美しいとプログラムされた基準で、スマホが勝手にやるべきではないと思う」
「みんなからのコメントもいくつか読んだけど、中にはそばかすも消されちゃうと書いている人がいて、すごく悲しくなったし、怖い。スマホで見るものはたくさんあるけど、それが全部リアルではないとわかっているはず」
「今回、自動でフィルターがかかって、いい警告になった気がする。これが不安をあおる要因になっているということは覚えておいて。こういう話をすること自体が、助けになればいいなと思います」
5. セレーナ・ゴメス
Snapchatで目の色が青くなるフィルターを使ったセレーナ。
「Snapchatってほぼ全部のフィルターで、目の色が青になる。現実の目が茶色の人はどうなるの?青い目にしろっていうこと?その方が見た目がいいってこと?」
また、ビューティー系フィルターでは目の色が変わるのに対し、ネタ系フィルターでは変わらないことにも違和感を覚えたといいます。
「もうInstagramだけでいいや。みんなー、茶色い目は美しいよ!」
6. ジェイミー・リー・カーティス
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の撮影中、彼女の役にはフィルターや編集を加えないようリクエストしていたジェイミー。Instagramにてこう語っています。
「世の中には何十億ドル、何兆億ドルという規模で何かを隠すための事業があります。コンシーラー、ボディシェーパー、フィルター、さまざまな施術、服、ヘアアクセサリー、ヘアプロダクト…。すべて私たちの現実を隠してしまうもの
「ここでみなさんに伝えたいのは、私は何も隠したくないということ」
「異性の目や体形を気にし始めた11歳の頃から、お腹を引っ込め続け、タイトなジーンズを履いてきました。今、すべてを手放し、現実を隠すために力を入れてきた筋肉を緩めようと決めたんです」
「それが私のゴールでした。クリエイティブ面でも物理的にも、今までこれほど自由を感じたことはありません」
7. テイラー・スウィフト
ラジオ番組のファンの質問に答えるコーナーにて「今、子どもたちに何か伝えたいことはありますか?」と聞かれたスウィフトの答えがこちら。
「今の子どもたちはとても難しい状況におかれていると思います。リアルタイムで孤独や否定に向き合わなければいけなく、それは私が子どもの頃よりもずっと大変」
「だから、がんばれ!どうやって生き抜いているのか、私には想像もできないけれど。あと、フィルターがかかったような見た目になる必要はない!あなたはそのままで素晴らしい」