内戦が続くシリア第2の都市、アレッポへの空爆が激化している。
そんな現地の状況をTwitterを通じて発信し続けている少女がいる。バナ・アルアベドさん、7歳だ。
そんなバナさんは11月18日(日本時間)、空爆で荒れ果てた街中から、こう訴える動画をアップした。「日曜まで生きていたい。空爆がなければ、そんな良いことはないのに!」
家のすぐ隣の建物も、このような状態に。「もしこの爆弾が自分たちに落ちていたら」。そんな恐怖を感じているという。
6年目に入ってしまったシリアの内戦は、混迷を極めている。
シリア人権監視団のデータによると、死者は今年9月までに30万人。うち民間人は8万6千人以上。1万5千人の子どもたちも、命を落とした。
国外に避難した人たちは480万人を超える。終結の見通しは立っていない。