内戦のシリアでポケモンGOをしたら 難民アーティストが重ねた日常と死

    「少しでも、祖国に光を当てたい」

    5年に及ぶ内戦で傷つくシリア。そこでポケモンGOをやったら、どんな光景が見えるのか。

    「ポケモンを通じて、祖国で起きていることに光を当てたい。それが唯一の思いです」。現在、トルコにいるハリドさんは、BuzzFeed Newsにそう語った。

    「ゲームに熱中する人たちがいる一方、戦争に苦しむ人たちもいる」。そんな現実が、作品のきっかけになったという。

    犠牲者の多くは、市民だ。死者は推定47万人、480万人以上が国外に避難した。内戦前の人口の20%を超える。

    作品の題名には「PART 1」とある。