今しか見られない熊本城の雄姿がすごい 「まるで要塞」と話題に

    震災から2年。いまも復旧工事が進んでいる。

    2年前の震災で大きく傷ついた熊本城。その復旧工事の様子が「今しか見られない」などと話題を呼んでいます。

    急ピッチで進む工事。近くで見ると、その迫力に圧倒されます。

    大天守は修復工事用の足場に覆われ、小天守もまるで浮いているような姿に、ネット上には「まるで要塞のよう」というも。

    2度の揺れで7千枚以上の瓦やしゃちほこが落ちるなど、大きく傷ついた熊本城。

    瓦のふき直しもほぼ終わり、4月7日にはしゃちほこも復活しました。

    工事は2020年度末までに終わる見通しで、その翌年度からは天守閣の一般公開も予定されています。

    ただ、城内のあちらこちらで崩れた石垣は、いまも震災当時のままになっています。

    いまは、崩れた石をひとつずつ記録していくという緻密な作業が進んでいるところです。

    城の周りには、そうした石がずらりと並んでいます。

    すべての復旧が完了するのは、20年後。2039年の予定です。

    1日もはやく、その姿が元どおりになることを祈りながら。その工事の様子も、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。

    BuzzFeed Newsでは【震災から2年、私はいまもあの日の夢をみる。それでも、被災者とは言えない】という記事も掲載しています。