起訴状などによると、被告は3月1日に大阪府高槻市の辻元氏の事務所の窓ガラスをハンマーで割って侵入し、キャビネットを物色。しかし警備会社の警報が鳴り、何も取らずに逃走した。

被告はまず辻元氏の事務所を狙った犯行について、「立憲民主党が嫌いだった。日本を滅亡に追い込む組織だと思っていた」と言及。

辻元氏についてもネット上の情報を通じて昨年9月ごろから嫌悪感を抱くようになったと主張。

同党所属議員でも有名だったことや、事務所が自転車でも行ける圏内だったことからターゲットにしたといい、「議員名簿」などの「個人情報」を盗むつもりだったという。
