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2月13日午後11時8分ごろ、福島県や宮城県で最大震度6強の激しい地震がありました。大規模な停電も発生。もしものとき、赤ちゃんがいる家庭では、防災のために何を備えておけば安心なのでしょうか?
土曜日の夜、福島県や宮城県をおそった最大震度6強の激しい地震。この影響で、関東と東北地方で90万軒以上の大規模停電が発生しました。
記者の家は震源からは離れている横浜市内にありますが、3時間ちかく停電。9ヶ月の娘の育児をしているさなかの非常事態でした。
熊本地震で被災経験もある記者が、「救われた」と思ったグッズをいくつか紹介します。
夜って、本当は暗いんです。停電のあと、家のなかも街中も、思っている異常に真っ暗になります。
暗闇は人をパニックにしやすい。地震の弾みで落ちて割れたものがあるかもしれないので、うかつに部屋のなかを歩くこともできません(スリッパを枕元に、と言われているのはこのためです)。
スマホのライトを使うのもひとつの手ですが、貴重な情報源のバッテリーはできるだけ温存したい。小さな懐中電灯を常備して、置く場所を決めていると、安心です。
ちなみに僕の場合、今回の停電では「あれ?ここに置いていたはずが…」とランタンがすぐに見つからず、プチパニックになったので、場所は常々確認しておくとよいですね。
日常から重宝している液体ミルクですが、停電時にも救われました。
地震のときはガス漏れの危険性もあるので、直後にガスを使うことは避けたい。電気ケトルやポットも使えないので、缶をプシュッと開けて(紙パックタイプもあります)哺乳瓶に注ぎ込めばそれで完成する液体ミルクはありがたい存在です。
子どもによりますが、常温でも飲んでくれるので、人生初めての大きな地震にびっくりして号泣してしまった娘はミルクの一気飲みで安心し、再びぐっすりと寝入ってくれました。
普段のお出かけでもお湯の調達の必要がないので活用しています。賞味期限も常温保存で数ヶ月持ちます。
2019年に認可されたばかりで、1本あたり200円〜と値段が高いのがネックですが、もしものときに備えておくと心強い商品です。
誰かに連絡をしたい、ネットを使って情報収集をしたい、と思うときに生命線になるがバッテリーです。
AC電源も使えるものを用意しておくと、スマホだけではなく、パソコンやほかのちょっとした家電(消費電力が大きいものは不可)にも使えます。
今回の停電では、記事を書く必要があったのでパソコンとスマホ(家のネットは使えなくなるので、テザリングのため)を同時に充電しながら使用。3時間ほど稼働させても、残量は半分残っていました。
僕の持っているもの場合、容量は30000mAhで、値段は1万5千円ほど。ランタン機能のあるものも別に用意してあります。一家に一台は備えておくと良いかもしれません。
今回の停電は3時間ほどで復旧したので出番はありませんでしたが、翌日まで長引いたときは、カップに入ったタイプのベビーフードを使おうと思っていました。
温める必要もなく、容器も捨てられるので食器洗いの必要もありません。常温保存で消費期限が1年以上と長いものも多く、普段のお出かけだけではなく備蓄にぴったりです。
スプーンが同封されていたり、箱が簡易パペットになるような商品もありますよ。1歳以上向けにサイズの大きな商品も販売されています。
僕は、2016年に熊本地震で被災しています。2度の最大震度7におそわれ、自宅マンションでは暮らすことができなくなりました(写真は当時の部屋)。
直後の数日間は食べ物もままならず、シャワーやトイレにすら困る日々。断水に至っては、2週間以上続きました。そうした経験をもとに、「もしも」のために備えているグッズは以下の通りです。
携帯ラジオ
乾電池だけで動く携帯ラジオは、非常時の情報収集にとても役立ちます。スマホやほかのバッテリーの使用を気にしなくても使うことができることが最大のメリットです。懐中電灯やランタンのものとともに、替えの乾電池も備えておけば鬼に金棒ですね。
携行食品、そして飲料水
大人たち向けの食料品や飲料水も常に備えています。国は「3日分以上」がのぞましいと呼びかけていますが、水は1日1人3リットルが目安。普段から消費期限の長い食料を多めに備蓄する日常生活「ローリングストック」も有効です。
カセットコンロ、燃料
非常食は高カロリーの甘いものが多いのですが、どうしても飽きてしまいます。それに、暖かいご飯が食べたくなることもあるはず。普段使いもできるので、カセットボンベは常に10本以上は備えています。
毛布の代わりになる物
暖房が使えなくなってしまうケースに備え、暖かさを確保するために多めにあると安心です。アルミホイルでできたエマージェンシーシート(簡易ブランケット)も常備しています。
ウェットティッシュや除菌アルコール
お湯が使えないなか、顔や体を拭くために。感染症を防ぐためにも重要です。被災地はとても埃っぽくなります。熊本地震のあとは、リフレッシュや食事前、トイレの後に毎回のように使用していました。
身近な防災グッズから災害時のライフハック、避難に必要なものや、被災者 / 被災地の健康・衛生対策まで。
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