「笑い男事件」が現実に? 講談社の公式サイトがハックされ、社長の顔写真が「笑い男」に→ネット上では「遊び心がある」と反響

    アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』や講談社などの公式サイトで、「笑い男マーク」が表示される事態が発生。アニメで起こった事件が現実で体験できるプロモーションに反響が集まっています。

    2月1日、アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』講談社などの公式サイトで、人物の顔写真の上に「笑い男マーク」が表示される事態が発生しました。

    アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で発生した「笑い男事件」が、現実世界でも起こったような体験に、ネット上では「おもしろい」と反響が広がっています。

    「笑い男事件」とは、2002年に放送されたアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の劇中で起こるサイバーテロ事件。

    テレビニュースの画面がハックされ、事件現場にいる犯人の顔が「笑い男マーク」で隠されるといった演出がなされました。

    この事件が発生したのは2024年2月であることを受け、2月1日、原作漫画『攻殻機動隊』の出版社である『講談社』がX(旧Twitter)を更新。

    「あの笑い男マークがあらゆるところに出没するらしいので、周囲を探してみてください!」と告知をしました。

    『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で「#笑い男事件」が描かれてから22年、作中で事件が発生した2024年2月になりました。

    あの笑い男マークがあらゆるところに出没するらしいので、周囲を探してみてください!https://t.co/zbAclFS5op#攻殻機動隊 #ghostintheshell #笑い男@thegitsofficial pic.twitter.com/5m259uGlwp

    — 講談社 (@KODANSHA_JP) February 1, 2024
    Twitter: @KODANSHA_JP

    アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』公式サイトでは、主人公・草薙素子の上に「笑い男マーク」が。

    講談社やアニメーション制作会社Production I.Gの公式サイトでは、社長の顔写真の上に「笑い男マーク」が出現しています。

    アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』公式サイト

    制作会社「Production I.G」公式サイト

    「講談社」公式サイト

    現実となった「笑い男事件」にネット上では

    💬「こういう遊び心がある企業が大好きです」

    💬「粋だね」

    💬「単純な画像加工ではなく、ちゃんと動いてる!」

    💬「すげえおもしろい!」

    などのコメントが寄せられています。

    ちなみに『攻殻機動隊』公式Xアカウントが1月28日に乗っ取り被害を受けた件は、今回のプロモーションとは無関係だったそうです。公式サイトは「プロモーション施策のような誤解を招く」結果になったとお詫びを掲載しています