X（旧Twitter）で大きな仕様変更があったことで、戸惑いの声が広がっています。
X上でニュース記事のURLを投稿した場合は、他のSNSと同様にOGP（オープン・グラフ・プロトコル）と呼ばれる物が表示されています。これまではリンク先の記事のタイトル、ドメイン名、記事概要、サムネイル画像を一つのボックスで表示していました。
日本時間10月5日午前から確認されている仕様変更では、このOGPの表示を大幅に簡略化。サムネイル画像とドメイン名のみが表示され、記事タイトルや概要の表示はなくなりました。過去の投稿までさかのぼって変更されているようです。
BuzzFeed JapanではPC上での表示変更を確認できたほか、日経新聞によるとスマホアプリでも同様の仕様変更が行われているようです。
仕様変更前のニュース記事の表示
仕様変更後のニュース記事の表示
Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は8月22日、OGPの仕様変更について「これは私が直接提案したものだ。美観が大いに向上するだろう」などと自画自賛していました。
満を持して実装した形ですが、X上では戸惑いの声が続出しています。
💬「画像だけになってめちゃ見づらいんだけど」
💬「画像にタップしないと記事に飛ばないので、リンクがあるのに気づかない人がほとんどになってしまうのでは」
💬「写真をクリックすれば記事に飛べるんですけど、ただの画像にしか見えないかもしれん」