特務機関NERVが活動縮小。API制限で停電情報と避難情報のX（旧Twitter）での投稿停止⇒「イーロン、ろくなことしてない」と不満相次ぐ

    防災情報を発信する「特務機関NERV」の公式アカウントが停電情報と避難情報の投稿を停止すると発表しました。X（旧Twitter）でのAPI制限が理由とみられます。

    安藤健二（Kenji Ando）
    by 安藤健二（Kenji Ando）

    BuzzFeed Staff

    地震や水害などの防災情報を発信する「特務機関NERV（ネルフ）」がX（旧Twitter）での活動を縮小することになりました。8月7日午後2時、停電情報と避難情報の投稿を停止したと公式アカウントで発表しました。

    イーロン・マスク氏が率いる「X」は7月から大々的なAPI制限を導入。これによって、投稿が難しくなったのが原因だそうです。

    X（旧Twitter）APIのレート制限が厳しいため、停電情報と避難情報の投稿を停止しました。更新が多い情報はXでの投稿を縮小し、NERV防災アプリ（https://t.co/3zXwADWp6H）・ActivityPub（https://t.co/5FEhxCVHzL）での配信に順次切り替えていく方針です。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

    — 特務機関NERV (@UN_NERV) August 7, 2023
    Twitter: @UN_NERV

    「ライフラインは守ってください！」と不満相次ぐ

    今後はNERV防災アプリやActivityPubでの配信に順次切り替えていく方針。SNS上では「イーロン、ろくなことをしていない」「やっぱXって改悪しかしてないような」「ライフラインは守ってください！」と、API制限に対する非難が相次いでいます。