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台風7号発生、強い勢力でお盆の本州接近か。今すぐできる8つの「備え」は?

台風6号が九州に接近。台風7号もお盆シーズンの本州に接近する可能性が出ています。今すぐできる強風や大雨への8つの備えをチェックリストにまとめました。

気象庁は8月8日、「午前9時に南鳥島近海の熱帯性低気圧が台風7号になった」と発表しました

予想される台風経路図によると、このあとは発達しながら北上して本州に接近する可能性が出ています。5日後の13日午前9時には日本列島の東の海上で「強い台風」になっている見込みです。このときの中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されています。

13日から16日までのお盆の時期、台風の進路によっては本州の各地に影響が出るかもしれません。

2023年8月8日午後1時5分現在の台風7号の予報円(気象庁公式サイトより)

また、台風6号も8日正午現在、屋久島の沖合をゆったりした速さで北に進んでいます。9日から10日にかけて九州に接近する見込みです。気象庁では「台風の動きは遅く、影響が長引くため、九州及び西日本の太平洋側から東海地方では、総雨量が平年の8月の月降水量を大きく超えるおそれがあります」と注意を呼びかけています

自宅での対策法や、断水・停電への備え方など、台風が来る前にやっておくべき対策をチェックリストにしました。

家の周りでしておくべき対策

ベランダにある物干し竿や家の外にある植木鉢は、強風で飛ばされる恐れがあります。風雨が強くなる前に家の中に入れておきましょう。

側溝や排水溝に落ち葉やごみが溜まっていないか確認し掃除しましょう。

水が溢れて浸水する可能性があります。

家の中での対策は

物が飛んできて窓ガラスが割れることを防ぐため、窓に雨戸やシャッターがあれば下ろしましょう。窓の鍵を閉め、カーテンも閉めましょう。

窓ガラスに養生テープや飛散防止フィルムを貼ることもできます。

飛来物でガラスが割れることは防げませんが、もし割れた際に室内に破片が飛び散るリスクを抑えられます。

断水・停電に備える

台風で停電や断水が発生する可能性があります。台風が来る前にスマートフォンやモバイルバッテリーの充電を。

ボンベ式コンロや懐中電灯、非常食など非常用品の確認をしましょう。

懐中電灯などに電池が入っていることも確かめてください。

断水に備え、生活用水用に湯船に満タンの水を貯め、飲料水も用意してください。

停電に備え冷凍庫で保冷剤を凍らせておくと便利です。

冷蔵庫の中の食料を冷やすためにも使えます。

避難に備えるために

自宅や勤務先の近くの避難所がどこにあるか確認し、家族と情報を共有しておきましょう。

避難時に持ち出せる、非常用持ち出しバッグの中身の定期的な補充・確認も大切です。

非常用持ち出し袋の中身は、こちらのチェックリストを確認してください。

また、避難所に行く時には感染予防対策に、マスクや消毒用アルコール、体温計なども持参しましょう。

出典:首相官邸「災害に対するご家庭での備え〜これだけは準備しておこう!〜」、国土交通省「身につく防災

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