多分役に立たないけど、心底へぇーってなる13の雑学
まぁ聞いてくれよ。
1. 宇宙で増えたクラゲの話

1991年6月、7人の乗組員と2478匹のクラゲを乗せたスペースシャトル・コロンビアが宇宙へ飛び立った。
無重力状態が生物にどんな影響を及ぼすかをみる実験で使われたが、ミッション完了時には6万匹に増殖したという。
2. 「空中を飛ぶヘビ」が存在する

南アジアと東南アジアの森に生息する「トビヘビ」(flying snake)。木から木へ移動する際、体を波打たせることで空中にとどまって飛び移ることができる。
3. フロリダとキューバで観測されたオーロラ

1989年3月に発生した巨大太陽嵐の影響でオーロラが発生し、地球を広範囲を覆った。このオーロラはキューバのハバナや、フロリダ州でも目撃されたという。
カナダのケベック州ではこの影響で電力系統が故障し、9時間も停電状態となった。
4. わし座の"ガス雲"にはお酒好きの夢がつまってる

このガス雲は地球上の全人類が何十億年にわたって相当酔っぱらっていられる量のエチルアルコールを含んでいるという。
ただし残念ながら地球から1万光年のかなたにあるうえ、シアン化水素など人間には有害な化合物も混じっている。
(ちなみに1パイントは約568ミリリットルだ)
5. ハチは花の電場を感知することで花粉を見つける

花の周囲には電場がある。ハチは羽を動かすことでプラスの電気を帯電させることで、電場を感知し、花蜜を探しあてる。
6. アインシュタインの脳は、死後、無許可で切り分けられていた

アインシュタインは死後、遺体は火葬して遺灰をまいてほしいと希望していた。しかし担当医師はその意思に反し、許可なく彼の脳を取り出したうえ240の断片に分けてみずから保管していた。
7. ケナガマンモスはピラミッドが建てられた時代にも生息していた

ケナガマンモスの多くは今から1万年前には死に絶えたが、ごく少数が紀元前1700年ごろまで北極海のウランゲリ島に生息していたことがわかっている。
ギザのピラミッドが建てられたのが紀元前2550~2490年ごろとされるので、それより数百年あとまでマンモスが存在していたことになる。
8. 体に歯車を備えた虫がいる

農作物の害虫、ウンカ類の幼虫の足に「歯車」があることを研究グループが発見。この幼虫は歯車を使い、約1メートルもジャンプするらしい。
9. 指紋と同じく、それぞれ個別の「舌紋」がある

2013年、科学者グループが、個人を識別する身体的な特徴として舌の形状と模様が使えると発表した。
「舌はそれぞれの人で異なる固有の組織であり、診察のときなどは外に突き出して生存証明になる一方、普段は口内にしまわれており、偽造するのも困難である」ということらしい。
10. フンコロガシは天の川を頼りに糞玉を運ぶ

フンコロガシは夜、晴れて夜空が見えるときはフンを運びながらまっすぐに進めるが、くもりの日はそれがうまくできなくなる。研究を進めた科学者は、フンコロガシは星と天の川を手がかりに方位を知り移動している、と結論づけた。
11. ヘアスプレーの中に生息するバクテリアがいる

このバクテリアを発見した日本の研究者 波多野和徳氏にちなんで、Microbacterium hatanonisと名づけられた。
12. 足よりも顔のほうが時間の進みかたが速い
人間には感知できないくらいの差ではあるものの、足よりも顔のほうが時間が速く進む。これは地球の重力場における引力が、顔のまわりよりも足元でごくわずかに強く働くためである。
13. 祖先をさかのぼると、人類のほぼすべてが自分の直系の祖先になる
計算してみよう。私たちにはそれぞれ生物学的な父親と母親がいて、その上に祖父母が計4人、曾祖父母が8人と続く。
1世代さかのぼるごとに祖先の数は2倍になるため、6世代さかのぼると64人の祖先がいることになる。
この数はあっという間に増え、30世代さかのぼると約10億人に達する。
つまり原則としては、祖先をさかのぼっていくと、すべての人がその時点で生きている人全員の祖先にあたる(すべての世代が子孫を残して代が続いた場合)か、誰の祖先にもあたらない(子孫を残さず代が途絶えた場合)かのいずれかになる状態にすぐに到達することになる。
この記事は英語から翻訳されました。翻訳:石垣賀子 / 編集:BuzzFeed Japan