春風亭昇太さん「笑点」で結婚報告「還暦前になんとかなりました」

    落語家の春風亭昇太さん(59)が6月30日、この日放送された日本テレビ系「笑点」の中で結婚を報告した。

    落語家の春風亭昇太さん(59)が6月30日、この日放送された日本テレビ系「笑点」の中で、結婚することを報告した。

    昇太さんは「59歳、ついに!ついに!結婚することになりました!ありがとうございまーす!」と報告。「還暦前になんとかなりました」「落語家として、笑点の司会者としてがんばっていきたい」と、今後に向けて抱負を述べた。

    笑点の放送終了後、昇太さんは日本テレビ系「バンキシャ!」に出演。お相手について「和服が似合う、40歳の一般の方」と説明。その上で、「婚姻届は書いたから、向こうが出したら…。これから出すと思います」と話した。

    新作落語の旗手、春風亭昇太とは

    昇太さんは1959年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)出身。1978年に東海大学に進学し、落語研究会へ。「学生落語の名人」と讃えられた。1982年に大学を中退。五代目春風亭柳昇に入門した。

    新作落語の旗手の一人として、これまでに「愛犬チャッピー」「ストレスの海」などを創作。時にブラックユーモアを交えた独特の昇太ワールドで人気を集めてきた。屈指の城郭マニアとしても知られる。

    2016年5月、桂歌丸さんの司会勇退を受けて、6代目の司会に就任。

    笑点メンバーからは、これまでも還暦を控えながら結婚相手がいないことをネタにされてきた。大喜利でも、「早く結婚しろ」「(亡くなった桂歌丸さんの妻)冨士子さんと結婚しろ」「三遊亭好楽の娘を貰え」などとネタにされてきていた。

    一方で「バンキシャ!」の中で昇太さんは、これまで自由を謳歌してきたところ、「独身」がネタになっていたが、最近では「お客さまには喜んでいただけたが、独身ネタの春風亭昇太に飽きてきた。そんなことでいいのかと思っていた」と、心境を吐露した。

    亡き歌丸さんの後継として…

    歌丸さんが亡くなった後、昇太さんは落語芸術協会が開いた記者会見に出席。昇太さんは、歌丸さんと妻・冨士子夫人との思い出について問われて、「わたし、夫婦のことがわからないので困るんですけど(笑)」と笑いを誘っていた。

    6月27日には、落語界の団体の一つ「落語芸術協会の新会長に選出された。落語芸術協会の会長職は、歌丸さん亡き後空席となっており、三遊亭小遊三さんが会長代行を務めていた。

    7月2日に一周忌を迎える亡き歌丸さんの墓前に、芸協会長への就任、そして結婚と幸せな報告ができそうだ。