東京・お台場にある全長18メートルの「実物大ガンダム立像」の工事代金について、施工業者に水増し請求を指示し、バンダイから業者に支払われた水増し分約1000万円を受け取った疑いで、警視庁は1月18日、バンダイ元社員2人を逮捕したと発表した。朝日新聞などが報じた。
警視庁は2013年7月から16年11月にかけて、同様の手口で計約2億円がだまし取られたとみているという。
まさかの「アナハイム」がトレンド入り
ネット上では、事件を報じた朝日新聞デジタルの記事にファンが反応。計測ツールBuzzsumoで調べると、FacebookとTwitterで1月28日午後3時30分現在で5000シェアを超えた。「Yahoo! リアルタイム検索」でも、「実物大ガンダム」がトレンド1位に入った。
さらに、作中に登場する企業「アナハイム・エレクトロニクス」に言及する人が続出。こちらもトレンドに入る事態となった。
アナハイム社は作中に登場する企業で、地球連邦軍のモビルスーツを生産する「死の商人」。キャッチコピーに「スプーンから宇宙戦艦まで」を掲げるコングロマリットだ。
兵器の横流しなど、汚職が描かれる場面もあることから「さすがアナハイム。やることが汚い」などとコメントする人も。事件を知って、アナハイム社を想起したようだ。