「エヴァ」新作予告を盗撮、投稿→容疑者を送検 スタジオカラーが発表

    「こういった行為に対しては厳しく対処していく」「アップロード元は匿名でも特定が可能」と訴えていた。

    アニメーション映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の特報(予告映像)が劇場で盗撮され、ネット上に投稿されていたことについて、制作会社スタジオカラーは3月6日、容疑者が著作権法違反容疑で書類送検されたと発表した

    特報映像は2018年7月20日に全国の映画館で封切られたが、直後に映画館で盗撮されたとみられる映像がネット上に投稿された。

    こうした事態を受けて、スタジオカラーは同年7月26日、東宝・東映の3社との共同名義で注意喚起を発表

    劇場で作品を盗撮する行為の違法性を指摘した上で、盗撮した映画本編や特報をネット上に投稿することが著作権侵害にあたると警告。「こういった行為に対しては厳しく対処していく」「アップロード元は匿名でも特定が可能」と訴えていた。

    3社は注意喚起とあわせて、キングレコードのYouTubeチャンネルで特報映像を公式映像として公開した

    WEB上で公開すれば盗撮被害が無くなるわけでも、盗撮しても良い理由にもなりません。今回含め、今後も同様に厳しく対処致します。どうかルールを守ってお楽しみください。 https://t.co/tlZjULMxwS

    「シン・エヴァンゲリオン劇場版」2020年公開予定

    違法アップロードを受けて、スタジオカラーは警察に告訴状を提出。捜査が進められていたという。

    容疑者が送致されたことを受けて、スタジオカラーは「映画館で映画を撮影して複製することは、映画の盗撮の防止に関する法律および著作権法により禁じられています」と改めて注意を呼びかけた。

    「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は2020年に公開予定。今年1月31日には「打ち入り」の開催を報告している。

    シン・エヴァンゲリオン劇場版の打ち入りをおこないました。来てくださった皆様、キャストの皆様、本当にありがとうございます。頑張ってつくります!

    2007年から始まった「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズは、これをもって完結するとしている。

    「シン・エヴァンゲリオン劇場版」特報

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