高知旅行するならココ! 子供と一緒に楽しめる2泊3日の王道モデルコース
高知県といえば、坂本龍馬や、カツオのタタキをはじめとするグルメ、川や海などの自然などが有名ですが、今回は、家族で高知県観光するならココ!というオススメの観光スポットを2泊3日の王道モデルコースとしてご紹介します。
※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

高知を満喫する旅へ!

豊かな自然にあふれ、坂本龍馬ら幕末の志士が活躍した歴史スポットが点在する高知県。四国四県の中で一番広いため、めいっぱい楽しむには2泊3日の旅が理想。車での移動がおすすめです。大自然と触れ合える環境や南国らしいおおらかな気風は、子連れ旅行にもぴったり。土佐グルメと一緒に楽しみましょう。

\2泊3日のコースプラン/
【1日目】
▷高知の魚屋 上町池澤本店
▷香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム
【2日目】
▷高知城
▷ひろめ市場
▷桂浜
【3日目】
▷仁淀川
【1日目】高知名物&人気テーマパークを満喫!
▼11:00〜 「高知の魚屋 上町池澤本店」でご当地グルメ「カツオのタタキ」を堪能

高知の名物といって一番最初に思いつくグルメといえば、「カツオのタタキ」ですよね。カツオの切り身の表面を藁(わら)で一気に焼き上げ、中はレアのまま食べるので、その日に水揚げされたばかりの新鮮でおいしいカツオが流通する本場・高知の一皿は格別。まず1日目のランチは、高知市上町にある「上町池澤本店」へ。創業150年の老舗鮮魚店は、数ある店の中でも特におすすめです。高知駅から路面電車に約20分乗り、上町四丁目駅で降りて徒歩1分で着きます。
迫力満点! カツオの藁焼きに挑戦

ここではその日水揚げしたばかりの新鮮なカツオを購入するだけで「藁焼き体験」までできるんです! しかもなんと体験料は無料。ベテランの職人さんが指導してくれるので女性や子供でも気軽に体験できます。定休日は日曜なのでご注意ください。電話予約は必須です!
魚屋直営の上町食堂でいざ実食

上町池澤さんは鮮魚店の2階が食堂になっているため、そちらで出来立てをすぐに食べられます。写真は約3人前で、土佐風にしっかりと肉厚で切り分けました。これでカツオの食材費2400円のみしかかからないなんてお得ですよね。ご飯(中:120円、大:150円)と味噌汁(100円)を追加で注文して、カツオのタタキ定食が完成です。

高知の食べ方としても主流で県内外ともに人気の塩タタキでも、ポン酢でも食べられて高知を堪能できる最高のお昼ご飯です。
※カツオの値段はあくまで目安です。日によって魚の値段は変動しますのでご注意ください。
新型コロナウイルス対策も万全!
「2階の上町食堂では、席の間隔をあけ、ソーシャルディスタンスを確保し、入口には消毒液を置いています。机や手すりなど、お客様の触れるところは定期的に消毒も行っております」(代表取締役・池澤秀郎さん)
スポット情報はこちら👇
住所:高知県高知市上町4-3-11
アクセス:上町四丁目駅から徒歩約3分
電話番号:088-823-5225
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日
駐車場:1~2台
▼13:30〜 子供も大人も大好き「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」へ
続いては、アンパンマンの原作者・やなせたかしさんの故郷、高知県香美市香北町にある「香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」へ向かいましょう。やなせたかしさんの世界をゆったり体感できて、大人も子供も楽しめる観光地です。高知駅から行って帰ってくるまで、だいたい3時間30分くらいの所要時間が目安です。
というわけでJR高知駅から列車に乗って出発!
土佐山田駅の観光案内所「香美市いんふぉめーしょん」は見逃し厳禁

JR高知駅から特急列車で15分、降車駅は土佐山田駅。ここで待ち構えているのはなんと、アンパンマンのなかまたちで彩られた香美市いんふぉめーしょん!このかわいらしい見栄えとクオリティに、これからの旅が楽しみで仕方なくなることでしょう。香美市観光案内所前のバス停からバスに乗り込んでさらに約30分ほど揺られましょう。
ミュージアムではジャイアントだだんだんがお出迎え

バスに揺られて約30分。終点「美良布(アンパンマンミュージアム)」で下車し建物方面へ歩くと、そこから見えてくるのはギラリと赤い目を光らせた巨大なジャイアントだだんだんのオブジェ! アンパンマンミュージアムに到着です。
たたかうアンパンマン像で写真撮影

すぐ隣の公園ではアンパンマンが格好良くアンパンチ! 親子一緒に同じポーズで写真を撮る人も多い、人気スポットになってます。

そのほかにも、たくさんのアンパンマンのなかまたちが勢揃いでお出迎え。子供だけでなく、大人でもとっても心踊ります。
館内でも至る場所にアンパンマンのなかまたち


館内に入ると、そこはもうアンパンマンの世界! いろいろなキャラクターを発見するたびにはしゃぐ子供さんがたくさん見受けられます。


やなせたかしさんが残した原画やアンパンマンの歴代グッズなど、興味深い品々が見られるほか、物語の舞台がパノラマで作られた部屋もあったりと、いろんな仕掛けが施されています。
種類たくさん! 「アンパンマンサブレ缶」(1015円)


お土産も種類がたくさんあって迷います…。アンパンマンサブレ缶にしようか、マグカップにしようか…。クリアファイルも捨てがたい…。ここだけで購入できるうれしいアイテムがたくさんあります。
新型コロナウイルス対策も万全!
「館内各所に手指消毒液を設置しています。また2時間おきにスタッフが館内を定期巡回し、清掃・除菌作業を行っています」(スタッフ)
スポット情報はこちら👇
住所:高知県香美市香北町美良布1224-2
アクセス:高知駅よりJR土讃線・土佐山田駅のりかえ、JRバス大栃線で約25分「美良布(アンパンマンミュージアム)」停留所より徒歩5分
営業時間:9:30~17:00
定休日:火曜
料金:<入場料>大人700円、中学生・高校生500円、小人(3歳以上小学生)300円
駐車場:普通車50台、バス5台
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【2日目】高知のシンボルを巡る
▼10:00〜 日本でここだけ! “本丸建造群”が完存する「高知城」へ

2日目。まずは、市内の中心地にそびえ立つ高知のシンボル「高知城」を見学。土佐藩初代藩主「山内一豊(やまうち かづとよ)」により創建されたお城で、築城400年の歴史深い城です。全国で江戸時代から天守が現存している12城の一つであり、追手門など15棟が重要文化財に指定されています。所要時間はだいたい1時間半くらいを見ておきましょう。
追手門は迫力満点

こちらが追手門。迫力に思わず圧倒されます。追手門と天守の両方が現存しているお城は全国に3カ所しかなく、その両方を1枚の写真に納めることができる貴重なスポットですのでぜひ記念写真を撮りましょう!
頂上にたたずむ天守閣

追手門をくぐり階段を登ると天守閣が近づいてきました。立派な立ち姿ですね。現在「天守高欄」の改修工事を行っており、お城の内部には入れますが、令和2年6月5日~8月中旬、令和2年11月後半~令和3年1月29日の期間中は「天守高欄」には出られないのでご注意ください。
高知名物「アイスクリン」を発見!
さらに階段を登ると、高知県名物「アイスクリン」(200円)の売店を発見。アイスクリームとかき氷の中間みたいなシャリシャリとした食感が楽しくて、お子さんも喜ぶこと間違いなしです。 ※不定期出店
江戸時代から残る天守本丸御殿

こちらが、本丸御殿である天守・懐徳館・東多閍・廊下門です。利用料は一般420円、高校生以下(学生証等の提示が必要)は無料となっています。そのほか団体割引もあります。

本丸御殿内には、さまざまな展示物があります。また、天守閣に登ると高知市内が一望でき、お殿様になった気分になれますよ。
新型コロナウイルス対策も万全!
「高知城では、新型コロナウイルス対策として、窓などを開放し常時換気を行っています。また、1日複数回、天守階段・手すりの消毒を行っています。入館時には、マスク着用、手指消毒剤の使用、距離の確保にご協力をお願いします」(高知城管理事務所)
スポット情報はこちら👇
住所:高知県高知市丸ノ内1丁目2−1
アクセス:入明駅から徒歩12分
営業時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
料金:420円(18歳以上)
休館日:12月26日〜翌年1月1日 ※臨時休館情報は高知城HPに掲載
▼12:00〜 高知の食に触れるならココ!「ひろめ市場」でランチ

午前中に高知城を堪能したら、お城下にある「ひろめ市場」でのランチがオススメ。施設内はイートインスペースが充実しており、お店で買った商品を自由に味わうことができます。

システム的にはフードコートと同じなので、お店よりもハードルが低く子連れでもある程度は自由に気兼ねなく楽しむことができます。カツオのタタキはもちろん、屋台餃子やウツボなど、高知県のご当地グルメは「ひろめ市場」の中でほぼ堪能できます。平日の昼間からお酒を嗜むお客さんもチラホラ。
カツオだけじゃない! 「屋台餃子」は全国的に大人気

高知といえばカツオというイメージですが、「安兵衛」の屋台餃子もオススメです。「酒国、土佐」と言われる高知県。もともとはそんな高知の人々が飲んだあとの締めに屋台で食べていたのが屋台餃子です。今やその餃子は高知県民のソウルフードとして愛され、大人から子供まで大好きな高知名物のひとつとして親しまれています。

こちらが「屋台餃子」(1人前7個入 460円)。もともと呑みの〆として食べられる餃子だからか、小ぶりで子供や女性にも食べやすい大きさです。薄い皮が特徴的で、焼き餃子というより揚げ餃子に近い独特の作り方で仕上げた見た目と、パリパリの食感が持ち味です。生産量日本一である高知県の良質なニラとショウガもたっぷり使用。薄皮で野菜が多いこだわりの餃子は一度食べるとやみつき間違いなしです。
新型コロナウイルス対策も万全!
「座席を制限しているのと、出入り口をオープンにして換気をしています。消毒液を出入り口やトイレの前など要所要所に設置もしています。また、従業員のマスクの着用の徹底。お客様の接触しやすい場所の定期的な消毒。マスクをつけていない方の入場はお断りしています」(企画営業部長・浜田泰伸さん)
スポット情報はこちら👇
住所:高知県高知市帯屋町2丁目3−1
アクセス:大橋通駅から徒歩2分
営業時間:10:00~22:00 L.O 21:30
(日曜日 9:00~22:00 L.O 21:30)
※新型コロナウイルスの影響による短縮の営業時間です。
定休日:なし
▼14:00〜 「桂浜」で美しい太平洋を見渡す

お昼ご飯を済ませたら「ひろめ市場」から車で30分の場所のある「桂浜」でしばし散策。公共交通機関では、蓮池町通駅バス停から桂浜行きのバスに乗車すると便利です。桂浜周辺には、高知のシンボルとも言える有名な坂本龍馬像のほか、水族館や神社などスポットがたくさん。だいたい3時間くらいあればゆったり回れるでしょう。
まずは坂本龍馬像と記念撮影!

高知県の偉人「坂本龍馬」はこの桂浜の景色に惚れたと言われています。そんな坂本龍馬の銅像がこの桂浜にも立っていて、観光客の撮影スポットとして愛されています。
「桂浜水族館」で動物たちと戯れよう!

近くにはユニークなSNSの投稿がきっかけで人気テレビ番組でも取り上げられた「桂浜水族館」があります。
ここでは多くの生き物たちと間近で触れ合えることで有名です。
エサやり体験に子供も大喜び

入ってすぐの場所にある「おらんくの池」では、高知の観光地「はりまや橋」をモチーフにした赤い橋の下の池を魚たちがたくさん泳いでいます。100円でエサを買うことができるので、大人も子供も楽しめます。
アカメの群衆をライトで照らそう


おらんくの池のそばにある建物に入るとアカメがお出迎え! 近くに置いてある「ピカ目ライト」でアカメを照らすと、その名の通り目が赤く光ります。
他にもかわいい動物がたくさん!


コツメカワウソやウミガメなど、飼育されている動物たちもとってもかわいいです!
館内にあるユーモアたっぷりのPOPにも注目

各所に設置されているPOPなどもクスッと笑えるおもしろいものばかり! ドクターフィッシュの看板には「角質といっしょに確執も食べてくれたらいいのにね…。」などとユーモアあふれるコメントも添えられています。全国的に見ても今までにないユニークな水族館として人気が出たのも納得です。
新型コロナウイルス対策も万全!
「来館者様へのマスク着用やソーシャルディスタンスのご協力をお願いするとともに、館内各所に手洗い用ソープと消毒液を設置。1時間ごとに館内放送にてスタッフによる消毒活動周知とお客様への協力依頼を呼びかけています」(館長・秋澤志名さん)
恋愛成就の神「龍王宮」


龍王岬には「龍王宮」という神社があり、大海津見神を祭神とし、海の安全や恋愛成就の神として信仰されています。ここから見る太平洋もまた水平線が一望でき壮大で格別です!
絶品B級グルメ「いか焼」は必食


散策で小腹が空いたら、おやつの時間です。駐車場の近く「黒岩観光みやげセンター」で販売している「いか焼」(500円)は、新鮮なイカに特製タレを塗って炭火で焼きあげており、その風味と噛みごたえがとてもおいしいのでオススメですよ!
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【3日目】高知の美しい自然とたわむれる
▼10:00〜 日本の水質ランキング1位を誇る仁淀川へ

高知県に来たからには外せない自然散策なら仁淀川へ。その水の青さから「仁淀ブルー」として全国的にも有名で、日本の水質ランキングでは1位を誇る一級河川です。3日目は仁淀川を半日かけて存分に楽しみましょう。124kmもある川なので、ポイントを絞って訪れるのがおすすめです。
「仁淀川橋」の河原でアウトドア気分を堪能!

まず最初のおすすめポイントは「仁淀川橋」付近。高知駅から車で約25分で到着でき、車も停めやすい河原です。小さな子供さんでも安心して水遊びできるスポットで、キャンプやBBQなどのスポットとしても人気があります。家族で日帰りキャンプなどのんびりするのもオススメです!
親子で水入らずの“水切り大会”!


ここは「仁淀ブルー」とまではいきませんが、それでも十分な美しさです。水切りするにはちょうどいい石もたくさん揃っているので、家族みんなで水切り大会なんていかがでしょう。実はこの場所は、毎年8月に「仁淀川国際水切り大会」が行われるところ。タイミングが合えば参加してみるのもいいかもしれません。
「名越屋沈下橋」はスリル満点

仁淀川橋から車を約10分走らせると「名越屋沈下橋」があります。沈下という呼び名の通り、増水時には沈んでしまうため、流木などが引っかからないように橋の欄干がありません。

欄干がないため、徒歩ではもちろん車で渡る時は特にスリル満点です。少しでもハンドル操作をミスすると川に落ちてしまいます。
「仁淀ブルー」を味わうなら「にこ淵」がベスト
「名越屋沈下橋」から車で上流に約30分のところにある「にこ淵」は、山に囲まれた場所にあり、勢いよく落ちる滝と透明度の高い青い水で作られた滝壺です。その美しさから、近年多くのメディアでも取り上げられ大人気の観光スポットとなっています。

駐車場に車を止めて徒歩5分、「にこ淵」という看板と共に遊歩道が見えてくるのでそこから降りていきます。少し前までは遊歩道や階段がない部分もあり、体力に自信がないと降りることが難しかったのですが、現在は通路整備が完了しており安全に滝壺まで降りて行くことができます。

ちなみに、写真右側にある木の階段が昔の階段でした。ご覧の通りで体力に自信のない方が滝壺まで行くことを断念した、というのも頷けます。現在は新しい階段ができたため通れません。
ついに到着! 高知の秘境「にこ淵」

階段を降りること5分、ついに滝壺へ到着! そこに広がる景色は、勢いよく落ちる滝と、まさに「仁淀ブルー」と呼ぶにふさわしい透明で青々とした水で作られた滝壺。なんとも幻想的な空間となっており、平日でも観光客がにぎわう高知県でも有数の観光スポットです。

ただ、「にこ淵」は水神の化身とされる大蛇が棲むところとされ、もともと地元の方は近寄らなかったと言われるくらい神聖な場所なので、マナーを守って静かに観光するよう心がけましょう。
いかがでしたか? 高知県のグルメや自然を堪能して、家族みんなで最高の思い出を作ってください。
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