お鍋の真ん中にドンっ!巨大な“エミューの卵”でおでんを作ってみた→「圧倒的存在感」「夢のようなおでん」と話題に

    エミューの卵、気になるお味は......?

    お鍋の中心で存在感を放つ、巨大なおでんのゆで卵が話題です。

    この卵をX(旧Twitter)に投稿したのは、静岡県で農業を営む、ダイオウイカさん(@daiouika0316)。「エミューの卵でおでん🍢」とキャプションを添えて1月12日に写真を載せたところ、7万件もの「いいね」が寄せられました。

    他のXユーザーからは「圧倒的存在感」「夢のようなおでん」「食べ応えあるだろうなぁ」などといったコメントが寄せられています。

    普通のおでんと比較してみると、その大きさにびっくり!

    もともとはお歳暮でもらったエミューの卵。当初は「食べてみようか…… 温めようか」

    ダイオウイカさんは、昨年の12月15日に「予想外のお歳暮が送られてきた」とXに投稿し、深緑の殻が印象的なエミューの卵の写真をアップしていました。

    ――「お歳暮でエミューの卵が送られてきた」ということでしたが 、どのような経緯で エミューの卵をいただいたのですか?

    我が家と同じくヤギやエミュー、鶏などを飼育している友達から、12月中旬にお歳暮として他の食料品に紛れてエミューの卵が箱にサプライズで入っていました。

    たぶん……我が家で飼育している4羽のエミューはすべてオスなので、『メスの孵化にもう一度チャレンジしてみたら?』って意味合いも込めての卵だったと思います。

    予想外のお歳暮が送られてきた😆

    食べてみようか・・・

    温めようか・・・

    迷う!! pic.twitter.com/o9ANBBCnch

    — ダイオウイカ (@daiouika0316) December 15, 2023
    Twitter: @daiouika0316 / Via Twitter: @daiouika0316

    ――また、卵が届いたときの投稿「 食べてみようか……温めようか……」とも投稿されていましたが 「温める」というのはどういった意味だったのでしょうか?

    この『温める』は孵化させるために孵卵器にいれて『温める』と言う意味ですね(笑)

    既に4羽いますしもう一羽増えてもそんなに変わらない気がしますが、エミューは体も大きいのでエサを食べる量も多く、健康を考え1羽ごとに毎日小松菜やリンゴなどの果物や市販の鶏のエサ、乾燥ミルワーム(昆虫)などを与えると1羽増えるごとに飼育費がかなり増えるので。

    『もし……孵化させたのがまたオスだったら』って不安もあり、食べようか温めようか迷ってました。 

    卵の調理方法や、気になる味は……?

    ――調理法は様々あったかと思いますが、なぜおでんを選ばれたのですか?

    玉子を溶いた料理のオムライスなどの料理では、エミューの卵のサイズ感を子供たちに驚かせたり楽しんでもらうのに今一つなので、サイズ感を楽しめる『ゆで卵』か『目玉焼き』の二択でした。

    寒い季節なので温まるし『おでん』に入れてみよう!ってことで、おでんにしました。

    エミューの卵は「ダンジョン飯」や「異世界放浪メシ」感を楽しめる食材ですね pic.twitter.com/KyKXgHxHoh

    — ダイオウイカ (@daiouika0316) January 12, 2024
    Twitter: @daiouika0316

    ――調理にあたり鶏卵と違って苦労した点や、新たな発見などはありましたか?

    苦労した点は……

    初めてのことだし、何分茹でれば固茹でタマゴで何分だと半熟タマゴになるなどの情報がないため、ちゃんと中まで火が通ってるか、固まっているかの不安はありましたが、タマゴの送り主が『1時間でゆで卵は出来る』と言っていたので、それを信じて1時間ほど深い鍋でゆでました。

    鶏の卵よりも殻が固いのもあり殻を割るのにトンカチを使いました。

    Twitter: @daiouika0316

    ――食べた感想はどうでしたか?

    ダチョウやエミューの卵は臭みがあるなどの情報を聞いたこともありましたが、全然臭みもなく味もおいしかったです。

    黄身が思いのほか大きく、パサつきもなくクリーミーな感じで美味しかったです。白身は少し透き通った感じで合鴨やアヒルの卵に似ている印象でしたが、サッパリした感じと柔らかいゼリーのような食感でした。

    丸1日おでんの出汁に漬けこみましたが、他の大根や鶏卵などは良い感じに染みましたがエミューの卵は大きさもあり、ぜんぜん染みませんでした……。

    鶏の卵も与えるエサの種類や飲み水の量などで味の濃さや風味、硬さなどを調整できるので、お店ではいろんな種類のこだわり卵が販売されていますから、エミューも同じ様にエサや飼育方法にこだわればもっとおいしい卵が誕生するかもしれませんね。

    エミューは鶏と違い毎日産むこともなく、産卵期が12月~3月の間で3~4日に1個トータルで10~30個程度(年齢や体調により異なる)しか産まないので、今時期しか食べれない希少な卵なのだと思います。

    世界最大級の鶏『ブラマ』種と世界最小種の鶏『セラマ』種

    エミューの卵でおでん🍢 https://t.co/LW1aaxpxce pic.twitter.com/LYCGAZyHHM

    — ダイオウイカ (@daiouika0316) January 12, 2024
    Twitter: @daiouika0316

    このエミューの卵おでんの投稿には、他のXユーザーから

    「エミューの卵で……おでん!?」

    「圧倒的存在感」

    「でっっっっっっか😳😳😳 夢のようなおでん🤤🍢(たまご大好き)」

    「丸々食べて見てほしい! 食べ応えあるだろうなぁ」

    「とんでもなくダンジョン飯みたいな匂いがする」

    などのコメントが寄せられています。