「もし試合に台本があるなら…」WBC米代表監督の “野球愛あふれる” 発言に称賛

    アメリカ代表のマーク・デローサ監督は、今大会MVPに輝いた大谷翔平選手についてもコメント。「彼は別格の存在だ」と活躍を絶賛していました。

    米フロリダ州で3月21日(現地時間)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦が行われ、日本代表がアメリカ代表との対決を制し、見事優勝しました。

    【 #侍ジャパン 】日本代表が王座奪還!!! 2009年以来、3度目の #ワールドベースボールクラシック 優勝を果たしました👏👏👏👏👏👏 おめでとうございます🎉🎉🎉

    Twitter: @MLBJapan

    惜しくも1点差で敗れたアメリカ代表のマーク・デローサ監督のスピーチに、注目が集まっています。

    "The baseball world won tonight." USA Manager Mark DeRosa gives his thoughts after the loss to Japan in the 2023 WBC Championship

    Twitter: @MLBONFOX

    冒頭、デローサ監督は決勝戦を振り返り、「今夜は野球界全体が勝った」とコメント。

    その後、アメリカ代表の選手たちをねぎらいました。

    「彼らはいま、試合の結果に失望していますが、2週間半、チームが一体となったことを称えたいです」

    「難しい試合でも簡単な試合でもどんなことがあっても、お互いに絆を深め、楽しんでいたことを誇りに思います」

    「もし試合に台本があるなら、私は違う結末にしたでしょう。『トラウト(アメリカ代表の主将)が、大谷の球を打つ』と」

    「でもこれが野球。これがホンモノのWBCなんだと思います。全世界が大谷を、9回裏のトラウトとの直接対決を、注目していた。まるで台本の通りでした」

    「ただ、もっと違う展開になればよかったと思います」

    その後、大谷翔平選手の活躍に対しコメントを求められると、「彼は別格の存在」と表現しました。

    "He is a unicorn to the sport. I think other guys will try it, but I don't think they're gonna do it to his level." - Mark DeRosa on Shohei Ohtani

    Twitter: @SNYtv

    「彼は野球界でも別格の存在だ。他の選手たちも努力をしていると思う。だけど彼のレベルまでは行かないと思う」

    アメリカ代表、準優勝おめでとう!!🏆