米コロラド州で行われたバスケットボールの試合で9日(現地時間)、乱闘騒ぎが発生した。乱闘していたのは、3人の審判だった。
試合を観戦していた男性が撮影した動画がこちら👇
動画冒頭、コートの真ん中で、2人の審判の間で喧嘩が始まった。
1人の審判が別の審判に殴りかかると、すぐさま3人目の審判が乱入。3人目の審判は、殴られた審判に強烈なタックルを喰らわせた。
近くにいた私服姿の男性2人と4人目の審判が止めに入ったが、乱闘は収まる様子にない。
その様子を見ていた子どもたちは、あ然としている様子だ。
また、画面左奥のスコアボード近くにいる女性が、子どもたちのところに駆け寄り、乱闘を見ないよう、子どもたちを遠ざけようとする仕草も確認できる。
これに対し、SNSではさまざまな意見が集まっている。
💬「小学4年生のゲームで審判が手を上げたの?なんて情けない。もっと大人らしく振る舞おうよ」
💬「やば、怖すぎ…。この乱闘劇を見ても子どもたちが大丈夫であることを願う」
💬「新しい…。選手同士、保護者同士、コーチ同士、保護者 × コーチ、選手 × 審判、保護者 × 審判…っていう組み合わせの乱闘は見たことがあるんだけどさ。まさか審判同士が争うとは…」
USA TODAYによれば、動画が撮影されたのは、ゴールド・クラウン・フィールド・ハウスで行われた小学4年生男子の試合だったという。
青少年のスポーツプログラムを提供するゴールド・クラウン財団法人によれば、両チームの子どもたちにケガ人はいなかった。
また、子どもたちやその保護者、監督、コーチなどは本件に一切関わっていないという。
同財団は、今回の乱闘騒ぎを受け、声明を発表している。
「今回、乱闘を起こした審判員たちは、当財団と独自に契約を結んでいる審判員です。今回の一件を受けて、当該審判員は今後、当財団との契約を無期限に打ち切ることを通告いたしました」
「最も重要なことは、このような到底受け入れ難い行為を目撃しなければならなかったすべての人々、特に試合に出場していた子どもたちに謝罪することです」
TMZ Sportsは、地元警察が今回の乱闘事件について調査を始めたと報じている。
警察が現場に到着したところ、関係者がすでに施設外に出ていたため、逮捕には至っていないという。