735万円の当せん宝くじ、購入した店舗でビリビリに破られ無効に→しかしその後奇跡が…

    宝くじに当せんした男性に起こった、まさかの出来事が話題に!宝くじがビリビリに破られ…。

    米インディアナ州に住む男性が、当せんした宝くじを購入した店舗に持っていったところ、店員に宝くじを破かれていたことがわかりました。

    しかし、男性の申し出が宝くじの運営会社の決議で承認され、男性は賞金を獲得しました。

    その額なんと、5万ドル。日本円で約735万円です。

    獲得した男性は、ポール・マーシャルさん。

    マーシャルさんは購入した宝くじ「パワーボール」が高額当せんしたと知り、当せん金と引き換えるため、購入した店舗に向かいました。

    しかし、マーシャルさんが宝くじを購入したような小売店では、600ドル(約9万円)を超える高額な当せん金を引き換えることができません。

    実際に、宝くじを販売するフージャー社のウェブサイトには「600ドル(約9万円)を超える賞金は、当社のお支払いセンターまたは当社本部で引き換えることができます」と記載されています。

    Lottery Postによると、店員はマーシャルさんの宝くじを確認した後、当せん金の受け取り場所が記載された伝票を発行。

    その後、いつもの癖で宝くじをビリビリに破き捨ててしまったといいます。

    マーシャルさんが支払いセンターを訪れると、「宝くじの現物がないという理由」で、フージャー社は当せん金の支払いを拒否。しかし、その判断はすぐに覆されます。

    同社の社員が、宝くじを販売した店舗を訪問し、店員の証言と監視カメラの映像から、マーシャルさんが当せん者であると証明したのです。

    11月28日、フージャー社の5人の理事により審議され、全会一致でマーシャルさんへの当せん金の支払いが承認されたと、現地メディアが報じました。

    同社の担当者は、決議の場で「(当せんが認められたのは)幸運な出来事でした。何が起こったのか再検証することができたので」と語りました。

    ネットでは、「宝くじの現物が唯一の証明なら、なんで店員は破った宝くじを男性に返さなかったの?」「まず当選のチケットが印刷されるのも知らないし、店員さんがそれを撮影して不正をするかもしれないよね?」など、さまざまな声が上がっています。