不調を訴えると…主治医に「あなたは太っているから」と言われ→27歳女性の投稿に共感の声

原因不明の疲労感に悩まされていた女性。主治医に相談するも、「痩せろ」と言われ…

こちら、アメリカ在住のサム・ハートさん（27）。サムさんが投稿したTikTok動画が、520万回以上再生され、話題を呼んでいます。

Instagram: @sam_antha_hart

話題を呼んだ動画で、サムさんは過度な眠気を感じ、主治医に相談した時の体験談について語っています。

Sam Hart / Via tiktok.com

「2年以上前、かかりつけの病院で『いつも疲れていて、何かがおかしい気がします』と相談したんです。そしたら、男性の主治医から『うーん、体重減らして少し痩せたら治るよ』と言われました」

「私は、（主治医に）普通の眠気や疲労感ではない、すぐに横にならなければならないほど深刻だと伝えました。しかし、主治医は『それはあなたが太っているから』と言うんです」

その後、サムさんは家族の中に不妊で悩んだ人がいると相談。検査を希望すると、医師は「少し落ち着いてみたらいかがですか？」と言い放ったといいます。

Sam Hart / Via tiktok.com

「診察の後、最悪な気分になり、車の中でしばらく泣きました」

サムさんは後日、再び病院に行くものの、医師には「季節の変わり目だから」「疲労感には慣れていく」と言われ、真面目に取り合ってくれなかったそうです。

その後も、診察の度に主治医から「痩せろ」と言われたサムさん。病院での体験をこう振り返ります。

Sam Hart / Via tiktok.com

「偏頭痛のことを話したり、ハーフマラソンの練習をしていることを話したりしたのですが…。主治医は『そんなことはどうでもいい。体重を減らす必要がある』と」

「診察が終わると、車の中でまた泣きました。そして、もう2度とその病院には行かないと決めました」

初めて、主治医に症状を相談した日から2年後。サムさんは、ついに病院を変えることにします。

Sam Hart / Via tiktok.com

「新しい医師に、『とても疲れているし、何か問題がある』と相談すると、すぐに『睡眠検査をしてみましょう』と言われたんです」

検査の結果、サムさんは睡眠時無呼吸症候群と診断されたそう。治療の結果、長年悩まされていた症状もなくなったといいます。

「もう昼寝は必要ありません。そして、また夢を見られるようになりました。やっと私のことを真剣に考えてくれた医師に感謝します」

サムさんの動画には、似たような経験をしたという人からもコメントが集まりました。

Sam Hart / Via tiktok.com

💬「私は主治医に、精神科医に行ってと言われました。腎不全のステージ4期だったのに…。危うく死ぬところでした」

💬「主治医に体重が原因だと言われた。私は睡眠時無呼吸症候群じゃなかったけど、腸に内出血があることが判明した」

💬「頭痛や疲労感を何年も訴えてきました。今年の夏、別の事情でCATスキャンをしたところ、脳に腫瘍があることがわかりました」

この記事は英語から翻訳・編集しました。  翻訳：アシュウェル英玲奈