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ゲイ男性が祖母にカミングアウト。そのとき、母親がとった行動とは…?オレオの心温まる広告が話題

映画『ハーフ・オブ・イット』のアリス・ウーが監督したオレオの広告が話題に。監督自身の経験、「たった1分が、一生のように感じるあの感覚」を作品で再現したそう。

世界100カ国以上で発売されている『オレオ』。そんなオレオが、4月4日に公開したショートフィルムが話題を呼んでいます。

『The Note(ザ・ノート)』と題された作品は、祖母へのカミングアウトを控えた移民二世のゲイ男性が主人公です。

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メガホンを握ったのは、映画『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』のアリス・ウー監督。自身もクィア女性であることを公言しています。

作品は、すでに両親と妹にはゲイであることを打ち明けている青年が、祖母へのカミングアウトのリハーサルをしている場面から始まります。

言葉を詰まらせる青年に、「心の準備はできているはず」とお母さんは声をかけます。

そのとき、おばあちゃんが家に着いたことを知らせるチャイムが鳴ります。家族の間に漂う緊張感。準備をする青年に、お母さんは台本を渡します。

そこには、お母さんからの応援メッセージが付け加えられていました。「彼女(おばあちゃん)は私の母親かもしれないけど、あなたは私の息子だから」と。

母親からの温かい応援に、青年は少し微笑みます。冒頭の緊張した面持ちとは打って変わり、自信に満ちた表情に…。その後、「カミングアウトは、1回きりのものではない」という言葉が続き、動画は終わります。

「カミングアウトをする青年だけに焦点を当てた作品ではない」

作品は、オレオで働く人物の経験が元になっています。

実は、非営利団体の『PFLAG(LGBTQの子を持つ親の会)』とパートナーシップを組んでいるオレオ。アライとして、数々のプロジェクトに取り組んでいます。

『The Note(ザ・ノート)』。気になる方は、オレオの公式YouTubeチェンネル「OREO Cookie」をチェックしてみてください。

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カミングアウトを「する」「しない」の選択は、あなたの自由です🌈