オランダ国営宝くじは、毎年心温まるCMを発表しています。「賞金よりも大切なものがある」というメッセージが込められているCM…泣ける😭
12月に発表された今年のCMは、物語仕様になっています。主人公は、老人ホームに入居しているお父さんと息子。CMは、息子がお父さんの面会に行くシーンから始まります。
息子は、旅行をしようとお父さんを誘うものの、「旅費が高いから…」と断られてしまいます。そこで、宝くじに当選したことを明かし、お金の心配は必要ないと説得します。
それなら…と、お父さんが若い頃に訪れた、北欧ラップランドへ向かう2人。
お父さんにダウンを買ってあげて…
一緒に犬ぞりをして…
一緒にオーロラを見て…
嬉しそうなお父さんの笑顔を見て、息子もニッコリ…。2人で、一生の思い出を作ります。
そして、最後のシーンに。旅行から帰ったお父さんは、老人ホームの友達に土産話をして盛り上がっています。
後ろで微笑みながら見守る、老人ホームの職員と息子。「宝くじ当たったんだね、おめでとう」と職員が言うと、息子がまさかの一言。
「これから当てないとね…」そして、買ってあった宝くじにキス。
そう!お父さんと思い出を作りたかった息子は、宝くじが当たったと嘘をつき、お父さんがお金の心配をしないようにしていたのです。
CMを観た人からは、「とても素敵な広告」といった声が寄せられています✨
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オランダ国営宝くじのビジネスディレクター、マイケル・カステリンス氏はCMへの想いをこう語ります。
「愛や幸せは、お金では測れない。CMを観た人には、そんな気持ちになってほしいのです」