全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキに突入し、所属する俳優が活動できない状況が続いています。
8月11日公開の実写映画『バービー』の主演俳優も、組合のストライキを支持すると表明しました。
ストライキ開始直前にロンドンで行われたプレミアで、主演のマーゴット・ロビーはこう発表しました。
「あらゆる組合の活動を支持しています。私は全米映画俳優組合の一員なので、当然ストライキを支持します」
マーゴットは、ブレイク時の2010年前後から、出身オーストラリアの労働組合で積極的に活動してきたことで知られています。
また、組合に所属することの利点として、給与明細や残業、有給休暇などの権利、正当な賃金の支払いなどを、組合の代表者と確認できることをあげています。
マーゴットは俳優としてブレイクする以前、サブウェイの従業員など、さまざまな職種を経験したとも明かしています。
オーストラリアは、労働者の最低賃金水準が世界トップクラスです。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子