任天堂は11月8日、同社の人気シリーズ『ゼルダの伝説』の実写映画化に向け、企画開発を開始したと発表しました。
プロデューサーは同社の宮本茂氏に加え、これまで『スパイダーマン』や『ヴェノム』などのマーベル作品を手掛けてきたアヴィ・アラッド氏が共同で担当。監督は『メイズ・ランナー』シリーズなどで知られるウェス・ボール氏が担当します。
任天堂の公式SNS(@Nintendo)では、宮本茂氏からのメッセージとして、
「『ゼルダの伝説』の実写映画の企画を数々のヒット作を手がけたAvi Aradさんと長年進めてきました」
「今回Aviさんに共同プロデューサーをお願いし、任天堂自ら制作に深く関与して正式に開発をスタートしました」
――と投稿。公開時期やキャストなどについてはまだ発表されていないものの、「完成まで時間がかかりますが、楽しみにお待ちください」と締めくくっています。
映画の制作は任天堂と、アヴィ氏が代表を務めるArad Productions Inc.が行い、全世界配給と共同出資をSony Pictures Entertainment Inc.が行うとのこと。
任天堂の発表は、次のようなメッセージで締めくくられています。
「任天堂は、任天堂IPの映像化を自ら手がけることで、ゲーム専用機とは異なる経路で、世界中の皆様に任天堂が培ったエンターテインメントの世界に触れていただく機会を創出しています」
「今回のプロジェクトにおいても、娯楽を通じてすべての方を笑顔にすることを目標に、任天堂自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、一人でも多くの方にお届けすることを目指して、努力を続けて参ります」