衝撃のビフォーアフター写真が話題に
まるでこの世の終わりのような光景だったバスルームが、プロのお掃除職人の手によってピカピカの新築同然に――。
Twitterに投稿された、衝撃のビフォーアフター写真に「なんということでしょう」「ここまでキレイになるもんなのか…」と感心する声が多くあがっています。
一体どんなテクニックを使ったらこうなるのか……？ 写真・動画を投稿した“お掃除職人きよきよ”さん（@osoojiya3）にお話をうかがいました。
ヨシ‼️
閲覧注意……でも最後はスッキリ！
Twitterに投稿されていたのは「お掃除前」と「お掃除後」の写真だけでしたが、きよきよさんのYouTubeチャンネルでは掃除の途中経過も公開されています（動画自体は1年前に投稿されたもの）。
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ゴミ屋敷のハウスクリーニングを依頼されたというきよきよさん。動画では特にひどかったバスルームが、プロの手でみるみるキレイになっていく様子をじっくり見ることができます。
バスルームの中は、きよきよさんでさえ「十数年ぶりに嗚咽が出てしまいました」というほどのすさまじい汚れぶり。掃除前の様子を見ると、バスタブの底には真っ黒なヘドロのような汚れがこびりつき、真っ白に曇った鏡はもはや本来の機能を失ってしまっています。
他にも壁から床まで、見渡すかぎり一分のスキもない汚れよう。さらに排水溝の中には「カツラができるんじゃないか」というほど大量の髪の毛も……。一応、事故物件などではなく本当にただのゴミ屋敷だそうですが、一体何をどうしたらこんなことに！？？
しかし、さすがはプロフェッショナル。ひととおり状況を確認したら、高圧洗浄機や洗剤（漂白剤とアルカリ洗剤を混ぜたもの）などを駆使してどんどん汚れを落としていきます。壁の汚れは台所洗剤の「ジョイ」を使ってひたすら磨く！ ジョイ、食器以外にも使えるんだ……。
そして最終的には、Twitterでも見たように新築同然のピカピカなバスルームに！ こういうお掃除動画って、元が汚ければ汚いほど謎の気持ちよさがありますよね。
きよきよさんに当時を振り返ってもらいました
――あの物件を最初に見たときはどう感じましたか？
きよきよさん：物件オーナー様の願いで、ゴミ屋敷をぜひとも私に掃除して欲しいという依頼でした。部屋に入って、中の様子を初めて見たときは大変驚きましたが、同時に職人魂が燃えてワクワクがとまりませんでした。
――あそこまでキレイにするのに、時間はどれくらいかかりましたか？
きよきよさん：およそ半日です。カメラをまわしながらの作業でしたが、どこから何の洗剤でアタックしていくか考え、精いっぱい頑張ってピカピカにすることができました。ハンパない汚れだったのですがすがしい達成感でした。
――半日であそこまで！ ここまで汚いケースというのはよくあるものなのでしょうか。
きよきよさん：年に数回あります。ゴミ屋敷でなくてもゴミ屋敷のレベルに匹敵する物件は少なくないです。
――動画では台所洗剤のほか、「漂白剤とアルカリ洗剤を混合したもの」なども使われていました。これはプロ用の特別なものですか？
きよきよさん：今回は作業の時短のために混ぜて吹きつけました。漂白剤はアルカリ性なので、アルカリ洗剤（マジックリン）と混ぜることは可能ですが、注意が必要なので一般の方が混ぜるのはおすすめしません（塩素系と酸性洗剤を間違って混ぜた主婦の死亡例があります）。
――オーナーの反応はいかがでしたか？
きよきよさん：大変喜ばれました。リフォームの中でもユニットバスの交換だけは異常にお金がかかるので、清掃のみで再生できたのは資金的にも助かったと言っておられました。
数カ月後に訪問したとき、こちらの浴室が使用されている様子を見て、あのときがんばった甲斐があったなと感じました。
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プロの技はもちろん、「汚れぶり」に感心する声も
動画のコメント欄では、「感動しました！」「プロって格好いいですね 素敵です」「うわぁぁぁ、、、からの、新築かっ！ってくらいの変化のすごさよ！！！」と、きよきよさんの職人技を絶賛する声が多数。他にもTwitterでは、「どうやったらここまで汚れるん？」「1枚目バイオハザードやん」など、元のバスルームのあまりの汚れように、驚きを通り越して感心してしまう人も多くみられました。
きよきよさんのYouTubeチャンネルでは、さまざまなお掃除動画を毎週金曜日に投稿。他にもプロならではの便利なお掃除テクニックなど、役に立つ動画も多数公開されています。