「マリオ」声優がついに交代へ、今後は“マリオの親善大使”に。ネット上では「一つの時代が終わる」「二代目のプレッシャーヤバそう」の声【後任声優について追記】

    1996年発売の『スーパーマリオ64』以降、27年間にわたってマリオの声優を務めてきたチャールズ・マーティネーさんが勇退へ。後任についてはまだ発表されていませんが、果たして二代目は誰になるのか……。

    任天堂は8月21日、これまでマリオの声優を務めてきたチャールズ・マーティネーさんについて、今後はマリオの親善大使に就任し、マリオの声優を務めることはなくなると発表しました。

    なお、後任については現時点では未発表。あの印象的な「イッツミー、マーリオゥ」や「ィヤッフーゥ!」の声はもう聞けなくなる……?

    チャールズ・マーティネーさんは1996年の『スーパーマリオ64』以降、長年にわたってマリオの声優を務めてきました。今回、チャールズさんは新たにマリオの親善大使に就任し、これに伴いマリオたちの声優を務めることはなくなりますが、今後もみなさまとマリオについて交流を続けていただきます。(1/2)

    — 任天堂株式会社 (@Nintendo) August 21, 2023
    Twitter: @Nintendo

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    チャールズさんは1996年発売の『スーパーマリオ64』ではじめてマリオの声優を務め、以降マリオをはじめ、ルイージやワリオ、ワルイージなど多くのキャラクターを27年間にわたって演じ続けてきました。

    任天堂によると、チャールズさんの親善大使就任については後日、チャールズさんおよび同社代表取締役フェローである宮本茂さんからのメッセージ映像を公開する予定とのこと。

    チャールズ・マーティネーさん

    SNS上では、チャールズさん勇退と親善大使就任の発表を受けて「スーパーマリオ64で初めてチャールズさんの声を聞いて以来、マリオと言えばチャールズさんの声が脳内再生されます」「マリオに命を吹き込んでいただき、ありがとうございました」といった感謝やねぎらいの言葉が多数。

    一方で、「子供の時からずっとあのマリオの声だったから悲しい」「一つの時代が終わるんやなあ」「いつかそういう日が来るとは覚悟はしていた…」と悲しむ声や、「次は誰がマリオの声を務めるんだろ」「二代目のプレッシャーがヤバそう」など、チャールズさんの後任へ感心を寄せる声も多くみられました。  

    スーパーマリオ64

    任天堂による発表全文

    チャールズ・マーティネーさんは1996年の『スーパーマリオ64』以降、長年にわたってマリオの声優を務めてきました。今回、チャールズさんは新たにマリオの親善大使に就任し、これに伴いマリオたちの声優を務めることはなくなりますが、今後もみなさまとマリオについて交流を続けていただきます。

    この件に関するチャールズさんと、当社の代表取締役フェロー宮本茂からのメッセージ映像を、後日公開させていただく予定です。任天堂は、マリオを代表とするさまざまな当社のキャラクターに命を吹き込んでくれたチャールズさんの貢献に感謝しております。

    (任天堂公式Xより)

    【追記】後任について任天堂に問い合わせました

    任天堂広報に問い合わせたところ、10月に発売される新作『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』にはチャールズさんは関わっておらず、マリオ役は新しい声優が担当しているとのことでした。

    また後任の声優については「『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』のスタッフロールに載っていますので、発売までお待ちいただけますと幸いです」とコメントしました。

    スーパーマリオブラザーズ ワンダー [Nintendo Direct 2023.6.21]

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