ライブドアが運営するYouTube企画「ゲームさんぽ」のチャンネル名変更をめぐる騒動を受け、親会社であるミンカブ・ジ・インフォノイドが経緯と今後の方針を説明する声明を発表しました。
「今後のコンテンツ拡充を視野に入れ、媒体名である『ライブドアニュース』に変更」したと経緯を説明。「過去に公開された『さんぽ』動画が削除されることはございません」としています。
なぜ“騒動”に?
「ゲームさんぽ」は、ゲームの世界を専門家と歩きながら、その道のプロしか気づけないような発見やこだわりを解説するYouTube番組。
ライブドアニュース内のいち企画としてスタートし、チャンネル登録者数42万人を超える人気チャンネルとなっていました。
2月14日に突如チャンネル名が変更され、これまでは「ゲームさんぽ/ライブドアニュース」だったところ、「ゲームさんぽ」の看板が外れて「ライブドアニュース」単独に。
チャンネル名変更が担当者にも知らされていなかったこと、その担当者の退職が追って明かされたこと、堀江貴文さんがニュース解説という従来の動画とは大きく毛色が異なる動画が投稿されたこと――などが重なり、「納得できない」「不誠実だ」と多くの混乱と怒りの声があがっていました(関連記事)。
堀江さんのTwitterにも、ゲームさんぽのファンから「一生恨みます」とコメントが寄せられ、「しらんがな。俺はなんもしてねーよ。。」「貰い事故みたいなもんだろ」と困惑するツイートを残していました。
「コンテンツ拡充を視野に」
これを受け、2月15日夜、ミンカブ・ジ・インフォノイドは、声明を発表。
今後は「ゲームさんぽ」に限らず多岐にわたるジャンルの動画を予定しており「コンテンツ拡充を視野に入れ、媒体名である『ライブドアニュース』に変更いたしました」と説明しています。
新たに投稿された堀江さんのニュース解説動画は、「堀江氏に話題のニュースを解説していただくというコンセプト」で「ライブドアニュース編集部から提案し、承諾をいただいて実現に至ったもの」であり、今後も同チャンネルに継続的に投稿していくと報告。
「堀江氏は投稿されるチャンネルの名称、及びチャンネル内の他の動画には関与しておりませんので、この件で堀江氏への直接のお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします」と呼びかけています。