アフリカで1番よく聞く日本語って?意外な答えがTwitterで話題です

    アフリカでよく耳にするある言葉が、意外すぎるとTwitterで話題になっています。車好きなあなたなら分かるかも……?

    遠いアフリカである日本語が頻出している!?

    あるツイートが1万5千以上リツイート、5万9千以上いいねを集め、話題になっています。

    一体どんな言葉何でしょうか……?

    アフリカで一番よく聞く日本語は 「ETCカードが挿入されていません」 です。これは間違いない。

    「ETCカードが挿入されていません」ー日本ではおなじみのこの車中のアナウンス。でもどうして日本から遠いアフリカで、これを聞くことができるんでしょうか?

    アフリカの多くの国で、中古の日本車が人気を集めています。中古だと価格が抑えられるうえ、走行距離が長くても高い品質を維持している車が多いためです。

    アフリカ東岸に多い旧英国領の国々では、日本と同じ右ハンドルのため、大きな改造なしに日本から中古車を輸入できます。エチオピアや旧仏領の国々のように左ハンドルの国でも、ハンドルの位置を改造したり、日本以外で販売される左ハンドルのモデルを輸入したりしています。

    こうして、日本語音声のETCやカーナビが搭載されたまま、日本の中古車がアフリカ諸国を走る光景は珍しくないといいます。

    BuzzFeed Japanはこのツイートをした大林格さんを取材しました。

    Twitterでの反響を受け、「こんなにも反響ある内容とは考えていなかったのでびっくり」という大林さん。

    大林さんは、2015年夏のマラウイ共和国への渡航を経て、大学を休学することを決意。2017年から1年間、マラウイ共和国で生活した後、アフリカ14か国を一人で放浪してきたのだといいます。マラウイも旧英領で、右ハンドル車が走る国でした。

    「日本車を見ると、懐かしさを感じます」

    「アフリカでは多くの日本からの中古車が活躍しています。日本車を見ると、懐かしさを感じます」と語る大林さん。

    旅先では「日本の商社が建設に関わった空港や発電所など」もあり、大林さんはアフリカの各所で「日本」を感じられてきたのだそうです。

    その生活の様子は大林さんの著書「休学を選んだ日本人」にも書かれています。

    大林さんは大学卒業後、商社で働く予定です。「自分を成長させてくれたアフリカにビジネスで恩返しをしたいです」