「トーマスに乗りたい」白血病を患う8歳の夢を叶えるため、ボランティア団体が誕生日会を開催

    白血病を患う、マレーシアに住む8歳の男の子が、アニメ『きかんしゃトーマス』の装飾がされた列車に乗り、お誕生日をお祝い！話題を呼んでいます。

    hanakotsutsui
    by hanakotsutsui

    BuzzFeed Staff

    白血病を患う男の子が、『きかんしゃトーマス』の電車に乗り、誕生日をお祝いしてもらうという夢を叶え、話題を呼んでいます。

    Instagram: @https://www.instagram.com/makeawishmalaysia/?hl=ja

    そんな夢を叶えたのは、マレーシアに住むアハマドくん（8）。

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    マレーシアの首都クアラルンプールを走る鉄道「ラピドKL」で、アハマドくんの誕生日会は開催されました。

    現地メディアのMalay Mailによると、アハマドくんは、誕生日に『きかんしゃトーマス』のキャラクターや風船が飾られた列車に乗車し、7キロ近い旅を楽しんだそう。

    誕生日会イベントでは、トーマスと仲間たちの誕生日ケーキやグッズとともに、家族や友人から祝福されたほか、列車の操縦も体験したといいます。

    同紙のインタビューでアハマドくんの母親は、感謝の言葉をこう述べています。

    「こんなことを誰かがやってくれたのは初めて。想像を超えていました」

    今回、アハマドくんの誕生日会を開催したのは、難病と闘う子どもたちの願いをかなえるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」です。

    アハマドくんは現在、白血病の闘病中。MyRapidによると、6回の化学療法のうち、3回目を終えたばかりだといいます。

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    今年4月、医者のすすめもあり、アニメ『きかんしゃトーマス』が大好きなアハマドくんのために、両親と同団体が協力し、今回の誕生日会イベントを計画しました。

    New Straits Timesの取材に対し、母親のヌルさんは、アハマドくんは2歳の頃から、日本の静岡県を走る大井川鐵道の「きかんしゃ・トーマス号」に乗る夢があったと明かしています。

    予算の関係で日本への渡航は断念したものの、今回の誕生日会は「私たち家族全員に、計り知れない喜びを与えてくれた」といいます。

    Buzzfeedは、誕生日会を主催したNGO団体「メイク・ア・ウィッシュ・マレーシア」に話を聞きました🎤