グラミー賞受賞歌手、スペイン語の歌詞がテレビに映らず→「私が出演するってわかっていたのに」

    今年のグラミー賞で最優秀アルバムにノミネートされた歌手のバッド・バニー。授賞式のパフォーマンスでスペイン語の歌詞が表示されなかったことに対し、9月に行われたインタビューで言及しました。

    人気歌手バッド・バニーが、Vanity Fair誌10月号のインタビューに登場し、2月に行われた「2023年グラミー賞」について振り返りました。

    プエルトリコ出身のバッド・バニーは2022年、「3年連続Spotifyで最も再生されたアーティスト」に輝きました。

    授賞式では、パフォーマンスや受賞スピーチをすべてスペイン語で行ったバッド・バニー。しかし、中継したCBSテレビが、歌詞やスピーチの字幕表示をしなかったことが問題視されました。

    Ok #Grammys inviting Bad Bunny and not getting a bilingual CC transcriber that just typed SPEAKING/SINGING NON-ENGLISH pic.twitter.com/u9DqcsD3EH

    — Armando Tinoco (@armietinoco) February 6, 2023
    Twitter: @armietinoco
    「グラミー賞はバッド・バニーを招待しておいて、スペイン語を英語に翻訳せずに、『非英語で話す/歌う』とだけ載せている」

    カリフォルニア州ロングビーチ市の第28代市長を務めた政治家で、ペルー出身のロバート・ガルシア氏は当時、グラミー賞およびCBSテレビへの失望をあらわにしました

    当事者のバッド・バニーも先日、Vanity Fair誌10月号のインタビューで、授賞式での困惑を振り返りました。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子