「死者」の敬い方はそれぞれ 世界中の伝統行事を写真で見る

    世界各地で、死者はどう悼まれているのか?メキシコにおける「死者の日」の祝祭から、中国での「清明節」まで、伝統行事を写真で紹介する。


    メリダ(メキシコ)

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    2018年10月28日、「死者の日」のザ・ウオーク・オブ・ソウルズに、ペイントを顔に施し参加する人びと。

    マヤ地域では、「死者の日」のことを、スペイン語で「フード・オブ・ソウル(魂の糧)」を意味する「Hanal Pixan」と呼ぶ。

    桂林(中国)

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    2019年8月16日「中元節」の前の晩、川に流されるランタン。

    「中元節」は、飢えた霊をなだめるもの。昔から人びとは下の界から戻ってくる先祖を偲んで、香を焚き、食事を用意する。

    マニラ(フィリピン)

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    2018年11月1日、マニラの墓地で墓石を見つめる女性。

    「諸聖人の祝日」を記念して、亡くなった親戚や最愛の人を訪れに、各地から多くの人が墓地に集まってくる。

    墓石の掃除をし、他界した愛する人と一緒に食べたり祝ったりしながら夜を明かす家族も多い。

    オタバロ(エクアドル)

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    2018年11月2日、オタバロの墓地では亡くなった人の墓の隣で、先住民の人たちが食べ物を分かち合う儀式を行う。

    ワルシャワ(ポーランド)

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    2015年11月1日、ワルシャワのポヴォンスキ墓地にて「諸聖人の祝日」に灯されたキャンドル。

    坡州(パジュ、韓国)

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    2011年9月12日、坡州(パジュ)の臨津閣にて追悼式を行う、いまは北朝鮮となった地域出身の韓国人とその親族。

    「秋夕(チュソク)」に、朝鮮半島の家族は先祖を偲び、敬う。臨津閣は、資本主義の韓国に住む人たちが、共産主義の北朝鮮との国境に近づける最北端の地点だ。

    メダン(インドネシア)

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    2012年8月31日「中元節」に、先祖を敬うために紙のお札を投げるインドネシアの華僑の人々。

    祖先の魂が天国へ行けるように祈祷する。

    アンボヒジャフィ(マダガスカル)

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    2017年9月23日、アンボヒジャフィ村の「ファマディハナ」と呼ばれる改葬儀礼で、3歳で他界した息子の遺骸を新しい布で包みなおして抱える女性。

    「ファマディハナ」とは、「骨をひっくり返す」ことを意味する。

    この儀礼の間、墓を開け、先祖の遺骸を取り出して新しい布で包みなおし、遺骸を腕に抱きながら、伝統的なマダガスカルのバンド音楽に合わせて踊る。

    小鹿野(日本)

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    2018年8月13日、水子や幼くして亡くなった子どもの魂を弔う地蔵の前で祈る家族。

    仏教の教えでは、お盆の期間中に死者の魂がこの世に戻ると信じられており、多くの人がこの寺を訪れる。

    ラパス(ボリビア)

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    2017年11月2日「諸死者の記念日」に、La Llamita墓地で息子の墓に花を手向ける女性。

    プノンペン(カンボジア)

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    2018年9月25日「盂蘭盆(プチュム・バン)」の初日に、僧侶の前で祈りを捧げる人びと。

    「盂蘭盆」は、カンボジアの代表的な祝日で、15日間他界した家族に祈りを捧げ、寺院を訪れ僧侶に供物を捧げる。

    ロサンゼルス(アメリカ)

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    2018年11月4日、ロサンゼルスで「死者の日」の祝祭に参加する人びと。

    「死者の日」はメキシコに端を発し、他界した愛する人たちの魂に敬意を表するもので、メキシコ系アメリカ人の間で幅広く祝われている。

    ブラチスラバ(スロバキア)

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    2017年11月1日の「諸聖人の祝日」に、墓地の蝋燭で遊ぶ双子の姉妹。

    カトマンズ(ネパール)

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    「ガイジャトラ(牛祭り)」を祝うパレードに参加する牛の衣装を着たネパールの子どもたち。

    ヒンドゥー教では、牛を神聖な動物として崇拝し、愛する者たちの死を偲ぶ。

    コルカタ(インド)

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    2019年9月28日、ガンジス川にて「ピトリパクシャ」を祝うヒンドゥー教徒。

    「ピトリパクシャ」は16日間続き、この間ヒンドゥー教の人びとは、先祖を供養する。

    ピエドライタ(スペイン)

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    2016年11月1日、古い墓地の墓の前で参拝する男性。

    スペインの人びとは、「諸聖人の祝日」に墓を訪れ、亡くなった親族に敬意を示し、花を供えて墓の手入れをする。

    リマ(ペルー)

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    2016年11月1日、「死者の日」にヌエバ・エスペランサ墓地でハサミ踊りを舞う人。

    ポルトープランス(ハイチ)

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    2017年11月1日「死者の日」にシテ・ソレイユ墓地にて、ハイチのブードゥー教の精霊サムディ男爵とゲーデを称える儀式で、ゲーデを演じる女性。

    ブードゥー教信者が、蝋燭、酒、食べ物を供える。

    ダッカ(バングラデシュ)

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    2016年11月2日、他界した親族のために墓地で蝋燭に火を灯し、祈るバングラデシュのカトリック教徒。

    この日、キリスト教徒は墓地に集い、他界した愛する人たちの魂のために祈りを捧げる。

    シャーアラム(マレーシア)

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    2018年7月21日、「盆踊り」で日本の浴衣を着て踊るマレーシアの人たち。

    「盆踊り」は、先祖の霊を慰める伝統的な日本の仏教行事である。

    武漢(ウーハン、中国)

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    2011年4月3日、中国各地から人びとが友人や親族を訪ねに集まる「清明日」の2日前にShimenfeng墓地の墓の前で祈る人。

    中国の人たちは、長い歴史がある「清明節」という節句に先祖を偲ぶ。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:五十川勇気 / 編集:BuzzFeed Japan