世界初となる「国連ユース気候サミット」が9月21日、米ニューヨークで開催された。これに先立ち、若い学生を中心に数百万という人たちが、気候変動に何らかの手を打つよう求める抗議活動を世界各地の路上で行った。
ニューヨークでは数千人もの生徒たちが、学校を休んでマンハッタンのフォーリー広場へと向かった。環境活動家であり、今回の抗議活動を企画した中心的な組織「#FridaysForFuture」の創設者でもあるスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん(16)は、大規模な行進を率いてこの広場を出発し、ブロードウェイを通ってバッテリー公園 へと向かった。
プラカードを掲げ、大声でシュプレヒコールを上げ、生徒たちは自分たちの主張をはっきりと表現した──今の姿の地球は死にかけている。何も手を打たなければ、手遅れになってしまうだろう、と。
BuzzFeed Newsは、写真家のエリン・ルフェーブルとエブリー・ホワイトを抗議活動の会場へと送り、参加していた十代の子たちに、行進に参加している理由についてシンプルかつ単刀直入な質問を投げかけた。
「もし地球を救うのが手遅れになってしまった場合、何を失うのがあなたにとって一番つらいですか?」