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10代の子たちに聞く、気候変動で地球が破壊されて失ったら一番つらいものは?

「全部です。私はまだ17歳。十分生きたとは言えないもの。怖いです」

世界初となる「国連ユース気候サミット」が9月21日、米ニューヨークで開催された。これに先立ち、若い学生を中心に数百万という人たちが、気候変動に何らかの手を打つよう求める抗議活動を世界各地の路上で行った。

ニューヨークでは数千人もの生徒たちが、学校を休んでマンハッタンのフォーリー広場へと向かった。環境活動家であり、今回の抗議活動を企画した中心的な組織「#FridaysForFuture」の創設者でもあるスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん(16)は、大規模な行進を率いてこの広場を出発し、ブロードウェイを通ってバッテリー公園 へと向かった。

プラカードを掲げ、大声でシュプレヒコールを上げ、生徒たちは自分たちの主張をはっきりと表現した──今の姿の地球は死にかけている。何も手を打たなければ、手遅れになってしまうだろう、と。

BuzzFeed Newsは、写真家のエリン・ルフェーブルエブリー・ホワイトを抗議活動の会場へと送り、参加していた十代の子たちに、行進に参加している理由についてシンプルかつ単刀直入な質問を投げかけた。

「もし地球を救うのが手遅れになってしまった場合、何を失うのがあなたにとって一番つらいですか?」

NY市ブロンクス在住、クリスティーナ・ダンさん(17)

Erin Lefevre

「自然の土地を楽しめなくなることや、埋立地ばかりになってしまうのが本当に心配です。もう実際に起きていることだし、本当に怖い」

NY市ブルックリン在住、エブリィ・ツァイさん(9)

Avery White

「全部です。地球は大変なことになっています。大人たちは、十分戦ったり抵抗したりしていない。今すぐ行動を起こしてほしい」

NY市ブルックリン在住、エミリー・リーさん(16)

Erin Lefevre

「子どもを持つのが怖いです。だって子どもたちは、もはや安全に暮らせない世界で成長することになるのですから」

ブラジル、ミナスジェライス州在住、アルテミサ・シャクリアバ さん(19)

Avery White

「私の家族、私の森、私の土地──つまり、私は自分の命を失ってしまう。私たちは、生きていくために抵抗しなければ」

NY市クイーンズ在住、メラニー・フランコさん(17)

Erin Lefevre

「全部です。私はまだ17歳。十分生きたとは言えないもの。怖いです」

NY市ブルックリン在住、スマヤ・カタリさん(13)

Erin Lefevre

「動物や生き物を失うのが怖いです。だって生き物は地球の大切な一部だから。森林や海は動物にとって本当に住みにくいところになると思います。世界とその現状を変えなくては」

NY市ブロンクス在住、ジョージ・ケリーさん(17)

Erin Lefevre

「失うのが一番怖いのは、夜空の美しさです。だってもしかしたら将来は、もう見られなくなるかもしれないから」

NY市クイーンズ在住、レニーナ・サバスさん(9)

Avery White

「ホッキョクグマとかペンギンのような、私が大好きな動物がたくさんいなくなってしまうのではないかと不安です」

NY市ブルックリン在住、ヘンドリックス・ホーニグさん(8)

Erin Lefevre

「私の家族とハワイ」

ニュージャージー州ホーボーケン在住、アクィナ・レーン・サーローさん(13)

Erin Lefevre

「友達や家族と一緒に、美しい場所を見に行ったり、経験したりすること」

NY市マンハッタン在住、ナタリー・デ・ラ・クルーズさん(17)

Erin Lefevre

「一番心配なのは、動物を失うことです。あまりにも多くの動物や、動物の自然な生息地が失われているからです。私たちは今、色彩が失われていく様子のを目の当たりにしています」

NY市ブルックリン在住、ジェニー・ブランスバーグさん(16)

Erin Lefevre

「自分の子どもたちには、生きる場所があってほしい。そして例えばサンゴ礁を見るみたいな、私がこれまで経験したすばらしいことを経験してもらいたいです。自分の子どもや未来の世代すべてに、地球を楽しんでほしいです」

NY市ブルックリン在住、オリビア・ウォルゲムス さん(17)

Avery White

「未来の機会がなくなる、なんて言い方は控えめすぎます。未来を失うと言った方が適切。私は今、自分の未来を失いつつあります。自分の子どもを、人間が生活できる健全な世界で育てるという機会を失いつつあります。人類が生きていかれる環境下にある、平和なみんなの惑星で未来を手にする機会を、私たちは失いつつあります。この気候危機が今の調子で続いたら、私たちはこういうものを失うことになるのです」

NY市クイーンズ在住、ケルビン・コルテスさん(16)

Erin Lefevre

「僕は獣医になりたいのですが、こういう動物がすべて死んでいく姿を見るなんて考えただけでもつらい。誰かが手を打たなければ。だから僕らが立ち上がるんです」

NY市ブルックリン在住、アンガス・パークヒルさん(14)

Avery White

「海岸沿いの都市や街の多くは、海面上昇で破壊されることになります。地球上の多くの場所は、人が暮らせない状態になってしまうでしょう」

NY市クイーンズ在住、グロリア・ジュエラさん(14)

Avery White

「未来の私の子どもたちが、過去の世代と同じ機会を手にできないのではないかと心配です。私たちは若いですが、この世の中を変えることだってできます」

フランス、リヨン在住、ルー・ラムダニさん(13)

Avery White

「自分の将来を失うのが怖いです。2030年には私は23歳になっています。もし将来、子どもが欲しいと思っても、この惑星のすばらしさを見せてあげることができないかもしれません。それってとてもつらいです。だって私はこんなの、求めてなかったから。私の両親や、気候変動の鍵を握っている役人は、自然を満喫することができました。でも私たちは、そこまで長くは無理かもしれません」

NY市在住、ステラ・ハムリンさん(11)

Avery White

「地球とのつながりを失うことになるのが心配です。というのも、私たちがどこからやって来たのかを忘れないことが本当に大切だからです。これは私たちの地球で、替えのものなんてありません」

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan