デビューから23年、40歳を迎えるビヨンセがデビュー当初を振り返る「少し太っただけでバッシングが起きた」

    有名シンガーのビヨンセが自身の芸能生活を赤裸々に振り返りました。

    ビヨンセが「伝説」のシンガーであることは、揺るぎない事実である。

    音楽家としてだけでなく、俳優、ディレクター、プロデューサー、そして実業家としても成功しているビヨンセ。象徴的なアルバムから数々の受賞まで、さまざまな偉業を成し遂げてきた。

    Beyoncé performs onstage at the City of Hope Spirit of Life Gala in Santa Monica, California, in 2018

    最も影響力がある女性100人に選ばれるには、並々ならぬ努力が必要だった。そんな中、ビヨンセは夢を掴むために多くのことを犠牲にしてきた。雑誌「ハーパーズ バザー」では、こう語っている。

    「20歳になるまでは、とにかく仕事に熱中していた」

    Beyoncé is photographed for the cover of Harper's Bazaar's September 2021 issue

    「将来の夢や仕事の目的が、まだ分からなかった。だからとにかく仕事をするしかないって思ってね」

    Michelle Williams, Beyoncé Knowles, and Kelly Rowland are photographed as Destiny's Child at an event in 2001

    また、黒人女性が音楽業界で成功を収めるには、多大なプレッシャーがあったという。

    Beyoncé claps onstage during the world premiere of Disney's The Lion King in Los Angeles in 2019

    注目の的になるのには、試練がつきもの。しかしビヨンセは、批判に負けなかった。

    Beyoncé is photographed at the European premiere of Disney's The Lion King in 2019

    さらに彼女はこう続けた。

    Beyoncé is photographed for the cover of Harper's Bazaar's September 2021 issue

    最後には、SNSに対する私見も述べた。

    「今はどんなことにも気軽にアクセスできる時代。ポジティブな意見もあれば、アンチもいる。たいして知識もないのに威張ってるやつもいる」


    「真実はいつも、アルゴリズムで情報操作されてしまう。私たちが検索したもの全てが正しいかのように思えてしまう。でも、それでは危険」


    「情報が偏っていると、私たちは見た情報だけを簡単に信じ込んでしまう。でも、スマホ以外にも情報を得る方法があると忘れないでほしい。こうして伝えたいことを伝えられる環境に恵まれたことは、ありがたいと思っている」

    「ハーパーズ バザー」でのインタビュー全文(英語)はこちら。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人