ビヨンセが「伝説」のシンガーであることは、揺るぎない事実である。
音楽家としてだけでなく、俳優、ディレクター、プロデューサー、そして実業家としても成功しているビヨンセ。象徴的なアルバムから数々の受賞まで、さまざまな偉業を成し遂げてきた。
最も影響力がある女性100人に選ばれるには、並々ならぬ努力が必要だった。そんな中、ビヨンセは夢を掴むために多くのことを犠牲にしてきた。雑誌「ハーパーズ バザー」では、こう語っている。
「20歳になるまでは、とにかく仕事に熱中していた」
「将来の夢や仕事の目的が、まだ分からなかった。だからとにかく仕事をするしかないって思ってね」
また、黒人女性が音楽業界で成功を収めるには、多大なプレッシャーがあったという。
注目の的になるのには、試練がつきもの。しかしビヨンセは、批判に負けなかった。
さらに彼女はこう続けた。
最後には、SNSに対する私見も述べた。
「今はどんなことにも気軽にアクセスできる時代。ポジティブな意見もあれば、アンチもいる。たいして知識もないのに威張ってるやつもいる」
「真実はいつも、アルゴリズムで情報操作されてしまう。私たちが検索したもの全てが正しいかのように思えてしまう。でも、それでは危険」
「情報が偏っていると、私たちは見た情報だけを簡単に信じ込んでしまう。でも、スマホ以外にも情報を得る方法があると忘れないでほしい。こうして伝えたいことを伝えられる環境に恵まれたことは、ありがたいと思っている」
「ハーパーズ バザー」でのインタビュー全文(英語)はこちら。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人