実話をもとに描かれた名作映画17本

    まさかのあの作品も事実ベースでした。

    1. シャイニング

    Warner Bros

    1974年、スティーヴン・キングがスタンリー・ホテルに宿泊した時のことです。滞在中キングは、ホテル内で息子が消火用ホースに追いかけられるという悪夢を見ました。

    これが「"取り憑かれたホテル"で作家が狂気に陥る」という作品のベースとなったのです

    2. エミリー・ローズ

    Screen Gems

    ドイツ人女性、アンネリーゼ・ミシェルの実話に基づいた作品

    映画では主人公の女の子は悪魔払いの儀式による怪我で命を落としますが、ミシェルは両親と神父によって、栄養不良と脱水が原因で亡くなりました。3人は後に、過失致死で禁固刑の有罪判決を受けています。

    3. 幸せのちから

    ‎Relativity Media‎

    ウィル・スミスと息子のジェイデンが主演のこの映画は、米サンフランシスコで1年間ホームレスだったクリス・ガードナーと2歳の息子の実体験を描いています。

    ガードナーは、証券会社の養成コースに入ったものの、アパートを借りる敷金さえもなかったため、息子と2人で寝られそうなところはどこででも寝ていました。こうした境遇にもかかわらずガードナーは仕事で活躍し、最終的に社員のポジションをもらい、キャリアは青天井に突き抜けていきます。

    ガードナーの現在の資産総額は、6000万ドル(約67億円)と言われています。

    4. ジョーズ

    Universal Pictures

    「ジョーズ」はサメによる被害をもとにしています。

    1916年、米ニュージャージーの観光地ジャージーショアで2週間に4人がホホジロザメの犠牲になりました。ニュージャージーの人々はサメから街の観光事業を守ろうと、大掛かりなサメ捕獲作戦を開始。ここから映画のアイデアが生まれました。

    5. サウンド・オブ・ミュージック

    20th Century Fox

    マリア・フォン・トラップの書籍「トラップ・ファミリー合唱団物語」に描かれた出来事をモデルに、19歳のマリアが海軍司令官の子どもたちの家庭教師として送られた様子を描いています。これがもとになったようです。

    ナチスが司令官を軍に招き入れようとした時、家族はオーストリアから逃げるのですが、実際はイタリアまでの列車に乗り、そこからアメリカへ渡ったそうです。

    6. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

    Dreamworks Studios

    この映画は、19歳になるまでに、航空会社のパイロット、医者、弁護士などに扮して数百万ドル相当をだまし取ることに成功し、その後逮捕されたフランク・アバグネイルの人生をもとにした実話です。

    彼は刑務所で5年過ごした後、米連邦政府のセキュリティ・コンサルタントとなり、その後金融詐欺のコンサルタント会社を立ち上げました。

    7. きみに読む物語

    New Line Cinema

    史上最大級にロマンティックな映画といわれるこの作品。実は、原作者であるニコラス・スパークの奥さんの祖父母の夫婦の関係にヒントを得ています。

    スパークが奥さんと結婚した翌日に祖父母を訪ねた時、祖父母は馴れ初めを話してくれたのです。ここで聞いた話の多くが本に盛り込まれました。

    それよりももっとインスピレーションを与えてくれたのは2人の関係性についてだとスパークは話します。

    「祖父が祖母を見るときの目の輝き。手を握る感じ。祖母に紅茶を入れて面倒を見てあげている様子。2人が一緒にいる姿を見ながら、結婚して60年が経つこの2人が、まるで新婚のように見えた。2人はなんて素晴らしいプレゼントをくれたのだろう、と思った。真実の愛は永遠に続くのだと、結婚1日目の私たちに教えてくれたんだ」。

    8. 悪魔のいけにえ

    New Line Cinema

    映画のほとんどの部分はまったくのフィクションなのですが、筋書きの一部とキャラクター「レザーフェイス」は実在した連続殺人魔エド・ゲインをもとにしています。

    映画に出てくる家やそこにある身の毛もよだつ品々は、ゲインの自宅で見つかったものを再現したそう。

    ちなみにこの連続殺人魔は映画「サイコ」のモデルにもなりました。

    9. グッド・ウィル・ハンティング〜旅立ち

    Miramax

    映画に出てくるシーンの1つは、マット・デーモンの兄、カイルにまつわる実話を元しています。

    マサチューセッツ工科大学の構内に物理学者を訪ねていたカイルは、廊下の黒板に書かれた方程式を目にしました。芸術家肌のカイルはその方程式をまったくデタラメな数字で、芸術的な観点から構築したのです。それがあまりにもすばらしい出来だったため、その「作品」は何カ月もそのまま残されていました。

    10. 50回目のファーストキス

    Happy Madison Productions

    作品は軽いタッチの恋愛コメディですが、ミシェル・フィルポッツさんの経験をもとにした実話

    ミシェルさんは2度の交通事故で脳に深刻なダメージを受け、非常に珍しい記憶喪失になってしまいました。新たな記憶を維持することができないのです。

    彼女は1994年以降の記憶がありません。その日の記憶は睡眠中にリセットされるため、ミシェルさんの夫は毎朝、事故のこと、そして結婚したことを写真を見せながら話すのです。

    11. クール・ランニング

    Walt Disney

    1988年の冬季オリンピックに出場したジャマイカのボブスレー・チームの話をざっくりともとにした話。チームは空軍の短距離選手で構成されていました。映画とは違い未経験のチームを馬鹿にする選手はおらず、冬季オリンピック出場は国の誇りとなりました。

    12. ドリーム

    20th Century Fox

    宇宙開発競争の時代に、NASA(米国航空宇宙局)の大改革を手助けした黒人女性数学者の実話に基づいたストーリー。さらにある1シーンは、事実をすべて忠実に再現しているようです。

    13. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ

    Film Nation Entertainment

    この映画は、カップルの女性が昏睡状態に陥ってしまうストーリー

    典型的な恋愛コメディのようですが、この作品の作家であるクメイル・ナンジアニとエミリー・V・ゴードンが経験した実話がもとになっています。

    14. マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

    20th Century Fox

    ジャーナリストであるジョン・グローガンの愛犬マーリーが亡くなった時、彼はその思い出を米フィラデルフィアの地元紙のコラムに寄稿しました。すると読者から800件以上の反応があったそうです。

    その結果、グローガンは家族がマーリーと過ごした思い出をつづる回顧録を書くに至り、ベストセラーとなり、映画になったのでした。

    15. あなたを抱きしめる日まで

    Pathé

    カトリック教徒のアイルランド人女性フィロミナが実際に経験した話です。フィロミナは10代で妊娠し、女子修道院で暮らしますが、修道女たちによって息子を勝手に養子に出されてしまいます。

    数年後、フィロミナは息子を探すべく、調査ジャーナリストの助けを求めますが…。

    16. ビューティフル・マインド

    Imagine Entertainment

    この作品も基本的には実話をもとにしています。

    数学者ジョン・ナッシュは妄想に悩み、妄想型統合失調症で入院することになります。インスリン・ショック療法を受けた後に退院し、妻や友人たちのサポートのおかげで劇的に回復。1994年にノーベル経済学賞を受賞するに至りました。

    17. ターミナル

    Dreamworks Studios

    表面上はほんわかした恋愛コメディのこの作品、実はイラン人難民メーラン・カリミ・ナセリのビックリするような実体験をもとにしています。

    イギリスに向かおうとしていたナセリは1988年、フランスのパリにあるシャルルドゴール空港に到着。しかしパスポートを持っていなかったことで入国管理局に入国を拒否されてしまいます。しかも母国へ戻ることもできなかったので、その後16年間を空港のラウンジで過ごしたのでした。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。
    翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan