「ポジティブな曲は流行らなかった。でも…」グラミー受賞歌手、スピーチで喜びが爆発!「あなたの信念を貫いて!」

    2023年フジロックフェスティバルのヘッドライナーとして来日予定のリゾ。アルバム『About Damn Time』が、第65回グラミー賞の年間最優秀レコード賞に選ばれました。

    世界最高峰の音楽賞、第65回グラミー賞が、2月5日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスで開催されました。

    年間最優秀レコード賞には、リゾの『About Damn Time』が選ばれました。

    リゾのグラミー賞受賞は、第62回グラミー賞の最優秀ポップソロ・パフォーマンス、最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞、最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞に続き、4つ目となります。

    「この賞を(ミュージシャンの)プリンスに捧げます。プリンスが2016年に亡くなってから、ポジティブな曲を作ることに人生を費やしました」

    「その当時は、ポジティブな曲がトレンドに入ることはほとんどなく、私は誤解され、取り残された気分になりました」

    「でも、私は世界をより良くしたい一心で、信念を貫きました。私が、世界を変えるきっかけになろうと決心しました」

    「今では、自分の体を愛したり、自分に自信が持てたりするような曲が多くあります。その一部でいられることを、誇りに思っています」

    「この世界には、影の部分が存在します。私は、人間が良い行いをするだけでなく、人間一人ひとりがすでに素晴らしい存在であると信じたいです」

    「今、観ている人の中に、私みたいに誤解され、取り残された気分でいる人がいたら、あなたの信念を貫いてください」

    「そして最後に、この会場にはたくさんの歴史的なアーティストがいて、このステージに上がるのも最後だと思うので、言わせてください!ビヨンセ!」

    ビヨンセの『Renaissance』は、今回のグラミー賞で、最優秀ダンス/エレクトロニック・ミュージック・アルバムに輝きました。

    リゾは、こう続けます。「小学5年生のとき、ビヨンセのパフォーマンスを見るために、学校をサボりました。姉が学校まで迎えに来てくれました」

    「ビヨンセ!泣きそうでよく見えないんだけど、どこにいるの?あなたのおかげで、私の人生が変わりました」

    「本当にありがとうございます。あなたは、この時代を代表する最高峰のアーティストです!愛してます!」

    スピーチの後には、喜びで飛び跳ねる様子も🥰

    リゾは、今年7月27〜30日に新潟県湯沢町苗場スキー場で開催される野外フェス「フジロックフェスティバル '23」のヘッドライナーを務めます。