レズビアンが、レズビアンのスーパーヒーローを演じることに。ルビー・ローズの新たな挑戦

    「もし、あの頃の自分がこのニュースを知ったら、きっと死ぬほど喜ぶでしょう」

    アメリカのTV局・CWテレビジョンネットワークがオーストラリア人女優のルビー・ローズをバットウーマン(本名:ケイト・ケーン)役にキャスティングしたと8月7日に発表しました。

    Netflixで配信されている『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 』でアメリカの視聴者たちの前に登場したローズ。次なる挑戦として自らをレズビアンと公言するヒーローの役を演じます。

    彼女は『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の他にも、『バイオハザード: ザ・ファイナル』、『ジョン・ウィック:チャプター2』、『トリプルX:再起動』にも出演している、まさにいま旬の女優です。

    バットウーマンが登場する他番組も2019–2020年シーズンに向けて製作中とのこと。

    番組のプロモーションにおいて、CWテレビジョンネットワークはバットウーマンのセクシュアリティを隠すことはないと強調しています:

    社会正義への情熱と率直に話す性格をもつケイト・ケーンは、バットウーマンとしてゴッサム・シティの上空を飛び回ります。

    バットウーマンは自らレズビアンだと公言している高度な訓練を受けたストリートファイターです。衰えていく街で再び増えていく犯罪行為を根絶やしにする用意はできています。しかしまだ彼女をヒーローとは呼ばないでください。

    救世主の登場を切望している街で、ケイトはゴッサム・シティの希望の象徴と呼ばれる前に自分の中の悪魔に打ち勝たなくてはなりません。

    自身をレズビアンで、男性・女性のどちらかに固定するのではなく、場面や状況によって流動的に入れ替わるジェンダーフルイドだと明かしているローズは、この役で若い LGBT たちにエールを送りたいと語りました。

    「バットウーマンに関するニュースが公開になりました。本当にワクワクしています。この役を演じることができてとても光栄です。いまにも発狂しそう!なぜなら…これは子どもの頃から持ち続けてきた夢だから」

    「テレビで演技をするなんて想像もできませんでした。LGBTコミュニティに属しながら、私は孤独と周囲との違いばかりを感じていました。もし、若い頃の自分がこのニュースを知ったら、きっと死ぬほど喜ぶでしょう。みんなありがとう。神様ありがとう」

    「私たちはバットウーマン役に @RubyRose を探し当てました。これ以上の適役はいません」と、今回の番組のプロデューサーで作家のキャロライン・ドリーズはツイート。

    そんな温かいメッセージに対し、ローズは「私もあなた達を探し当てたんです!」と返信しています。

    「私にこんな素晴らしい役をくれてありがとう」

    この記事は英語から翻訳されました。