ここだけの話です。
世界のBuzzFeed読者の中から、ディズニーパークで働いたことがあるという人に体験談を語ってもらいました。
「こんな秘密があったのか!」とびっくりしちゃうエピソードをご紹介します。
※あくまでも自称元従業員の体験談です。
1. コードネーム
2007年、フロリダのディズニー・ワールドにあるパークのひとつ、 エプコットで管理系のバイトをしていました。
特定の掃除には(ゲストを不快にさせないよう)コードネームがついています。例えば、パーク内でゲストが吐いてしまった場合、コードネームは「プロテインスピル」でした。
—u/clarechambers2020
2. 焼きたてのいい香り
ゲストの食欲を刺激するため、レストランが並ぶエリアでは、焼きたてのパンのいい匂いを岩から放出させてた。実際には焼いてない、匂いだけ。
—u/crad139
3. 中の人
弟がティガーやグーフィーなど、着ぐるみの中の人をやってた。とにかくすごく暑くて、中で吐いちゃう人もいたとか。
パレードで弟がリトル・ジョンの中に入っていたとき、フロート車の新人ドライバーがキャラに近づきすぎたせいで車に足をひかれた。
着ぐるみとワークブーツのおかげで大事には至らなかったけど、その後リハビリを受ける必要があるくらいの負傷だった(リハビリ代はディズニーが負担)。
実は東京ディズニーランドのプリンス・チャーミング役に内定していたのに、この事故が原因で辞退することに。弟はディズニーに恨みはないというけれど、キャストスタッフは怪我のリスクがある仕事だということは言っておきたい。
—u/anniemh
4. 夢の国で告発
シンデレラ城内のレストランで働いていたことがある。
ある夜、4人家族が来店。食事の途中で父親が立ち上がり、グラスを鳴らして店内全員の注目を集めてから「15年連れ添ったうちの妻は、去年から浮気をしています」と大暴露した。
店内は静まり返り、妻が泣き崩れる中、支払いを済ませ子どもを連れて出ていった父親の姿は忘れられない。
—u/Azov237
5. ディズニー大学
ディズニー・ワールドほど、ジョブトレーニングが厳しく丁寧なところはないと思う。
勤務初日、ディズニー大学で基本のオリエンテーション。2日目、引き続きディズニー大学で担当場(私は管理守衛系)となる職場の話。3日目、アトラクションに乗ったり、見学ツアーしたり、豆知識を聞いたりなどしてエプコットの全てを学ぶ。
その後2週間ほど秘密の研修を経て、やっと持ち場へ配属される。
—u/clarechambers2020
6. ディズニー大学の場所
ジョブトレーニングを受けるディズニー大学は、フロリダ州オーランドのある秘密の場所にある。
ゲストが間違って入ってこないように、とても見つけにくーいところに建っている。
—u/clarechambers2020
7. ホーンテッドマンションの夜
夜間スタッフからお願い。
家族や友人、愛する人が亡くなったとき、遺骨をホーンテッドマンションに持ち込む(こっそり撒く)のやめてください!
掃除機で吸われて捨てられるだけです!
—u/overnight_cm_girl
8. リアルミッキー
ディズニーランドでひと夏バイトしたことがあります。
控室でバイト仲間(男)と雑談していると、横でミッキーとミニーがちょうど着替えはじめました(着ぐるみ)。
友達が面白がって着替えるミニーを冷やかすと、ミッキー役のキャストがミッキーの声で「俺の彼女に失礼なことすると、許さないぞ!」って。お見事!
—u/The_Barnanator
9. チャリ
2012年、ディズニー・アニマル・キングダムの大学インターンシッププログラムに参加しました。
園内は広いので、基本、移動は裏道をチャリ。ディノランドUSからディスカバリー・アイランドに行くときはゴルフカート。
場合によっては、ゴルフカートとチャリを併用。移動タイムは、ゲスト対応から離れてちょっと息抜きできる好きな時間だったな。
—u/clrogers49
10. 中の人のオーディション
昔、ディズニーランドであるキャラとして働いていた。
キャラ決定にはオーディションがある。まず最初に、振り付けとダンスルーティンを教わる。次に、複数のキャラの動きなどのモノマネ。
一次オーディションを通過すると、次は着ぐるみを着てのダンスオーディション。約1メートルもある着ぐるみの頭をつけて、周りもよく見えないけどとにかく踊る。
キャラごとの設定を勉強し、それを動きに活かさなければならない。
—u/tmunar
11. 有名人気分
中の人をやるのはめちゃくちゃ楽しい!
俳優やパフォーマーを目指している人が多いので、同僚もおもしろい人が多い。
自分はたまたま身長があっているという理由で、有名キャラ(ミッキー・ミニー・ピノキオ・プーさん)を担当したんだけど、ゲストからキャーキャー言われてロックスター気分が味わえた。
キャラクターグリーティングで子どもがとても喜んでくれると最高。ちなみに、給料は安い。
—u/tmunar
12. 閉園準備
閉園時間になると、アトラクションの入り口は閉めるけど、ライド自体は全ゲストが退園するまで動かしておく。
たまに乗って遊んでたのはいい思い出。
—u/clandahlina
13. ミッキーの頭
元ディズニー・ワールドスタッフです。
ある日、マジック・キングダムのトンネルを歩いていると、衣装保管用の部屋が見えた。中には、棒にささった着ぐるみの頭がずらっと並んでいてビックリ。
棒に刺さったミッキーの頭の破壊力すごかった…。
—u/chessaf
14. ディズニー印のシェアハウス
2000年代、大学のインターンプログラムでディズニーで働いていた。
インターンなので長時間労働&バイト代も安い。ディズニー所有の3ベッドルームの一軒家を寮として、男5人でシェアしてた。
18歳から24歳の大学生が集まれば何が起きるか…。大学時代はいろんな思い出があるけど、このディズニーインターンほど「ロックンロール」な体験はない。
—king_of_the_rats
15. ゾウのゾウさん
アニマル・キングダムのキリマンジャロ・サファリのドライバーをしていました。
サファリパークには目立ちたがり屋で人懐こいウィリーというゾウがいたのですが、ある日、ライド後方に乗っていた子どもが「あのゾウ、脚が5本あるよ!」と大騒ぎ。
そこには、目立ちたがりのウィリーが、5フィート(1.5メートル)ある自身のゾウを風になびかせている姿が…。
あれには(マイク切って)マジ爆笑したわ!
—u/DorothyGaleEsq
※コメントは読みやすさのため編集してあります。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan