ホラー映画の金字塔『シャイニング』の続編! 『ドクター・スリープ』の制作秘話

    あの有名なホテルのカーペットは、現在ワーナーブラザーズ本社の床に使われてるんだって。『ドクター・スリープ』は現在公開中です!

    ⚠️若干のネタバレ有り!⚠️

    映画『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』の監督のマイク・フラナガン、プロデューサーのトレバー・メイシー、映画に出演したカイリー・カランから、制作の裏話を教えてもらいました!

    1. 『ドクター・スリープ』では、スタンリー・キューブリック作『シャイニング(1980年)』の映像が、3か所で使われている。

    2. 製作スタッフは、実際に乗り回すことができる「大人サイズ」の三輪車を作った。

    3. 作中のオーバールック・ホテルのセットはCGではなく、ほぼすべてが実際に作られている。

    4. シャイニングの六角形のカーペットは入念に再現された。オリジナルにより近づけるため、撮影後に少しだけ色を調節している。

    5. 撮影後、この六角形のカーペットは、ワーナー・ブラザースの会議室の床に使われることとなった。

    6. ダンがローズとの戦闘で使った斧は、今も監督の家に置いてある。

    7. 映画のセットを正確に再現できるように、オリジナルのオーバールック・ホテルの設計図が製作スタッフに渡されていた。

    8. 映画製作スタッフは、iPadを持ってセットの周囲を歩き回り、セットをオリジナルの『シャイニング』と比較した。

    9. またスタッフは、『レディ・プレイヤー1』で同じようにオーバールック・ホテルを再現した、スティーブン・スピルバーグについてこのように話している。

    10. ジョン・ダルトン博士のオフィスは、『シャイニング』のホテル支配人、ウルマンのオフィスを再現している。

    11. 『ドクター・スリープ』のエレベーターのシーンはオリジナルのシーンとは少しアングルが違っている。

    12. そして血が溢れるシーンだが、これは実物でオリジナルを再現するのがほぼ不可能なため、デジタルで作られた。

    13. 『ドクター・スリープ』にはあちこちに 『ダーク・タワー』のオマージュが登場するが、特にセリフに関するもはソニーへの許可取りが必要だった。

    14. 『シャイニング』ではさまざまな色のタイプライターが使われているが、 『ドクター・スリープ』では、淡いベージュのタイプライターが選ばれた。

    15. スティーブン・キングの大ファンである監督は、『ドクター・スリープ』の制作前から、『シャイニング』のオーバールック・ホテルの外観として使われたティンバーライン・ロッジと、モデルになったスタンレー・ホテルを何回も訪れている。

    16. スティーブン・キングは、 『ドクター・スリープ』の結末を、キューブリックの 『シャイニング』が迎える予定だった結末(原作と同じ結末)にするというアイデアが気に入っていたらしい。

    17. スティーブン・キングは、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』で自分がカメオ出演したシーンがほとんど削除されてしまったため、 『ドクター・スリープ』 ではカメオ出演しなかった。

    18. しかし、若干6歳で『シャイニング』のダニーを演じたダニー・ロイドは、ドクター・スリープにカメオ出演している。

    19. アブラ役をめぐって、10代の少女900人がオーディションを受けた。その中の1人が、カイリー・カランだ。

    20. 製作スタッフは、最初は主役をユアン・マクレガーにするとは考えていなかった。

    21. そしてユアン・マクレガーは、『シャイニング』の原作を読む前に、『ドクター・スリープ』の台本を読むこととなった。

    22. カール・ランブリーは、ディック・ハロランを演じるためにスキンヘッドになった。

    23. ウェンディ・トランスを演じたアレックス・エッソーは、オリジナルの『シャイニング』を何度も見て、シェリー・デュヴァルの動きを研究していた。

    24. カイリー・カランは、ユアン・マクレガーの演技を理解するため、ユアン・マクレガーをずっと観察していた。

    25. 『ドクター・スリープ』を撮影する前に、カランは『シャイニング』を4回見た。

    26. そして最後、ドクター・スリープの製作スタッフが一番時間をかけて議論したのが、全く新しい俳優を起用するか、それとも『シャイニング』のオリジナルの俳優を、CGIで若返らせて使うかという点だった。

    『ドクター・スリープ』は日本でも上映中!ホラーファンは映画館に急ごう🏃‍♀️

    この記事は英語から翻訳・編集しました。