景観写真家のマシュー・ディッペルさんは10月初旬、ヨセミテ国立公園のタフトポイントと呼ばれるスポットで、プロポーズしているように見える二人を撮影しました。
写真はまるで魔法にかかったかのようなゴージャスなものでした。そこで、ディッペルさんはこの二人を探し出すことに決めたのです。
そしてディッペルさんはこの写真をFacebookに投稿。
「ネットのみなさん、あなたの助けが必要です。この二人を探しています。2018年10月6日にヨセミテ国立公園のタフトポイントで撮影しました。写真を撮ったということを、この二人に知らせたいんです」
すると人々は二人を探すために協力をしてくれました。写真はFacebook上であっという間に2万回以上シェアされ、1000以上の「いいね」がつきました。
チャーリー・ベアーさんが地元ニュースのInstagramのフィードをスクロールしていて偶然にその写真を見つけたのは、それから数日後のことでした。
ベアーさんはそれが自分と、今やフィアンセとなったメリッサ・ゴーさんだと気づいたのです。
ベアーさんは「本当にびっくりしました。うわっと思いました」と、こんなにもたくさんの人々がベアーさんとフィアンセを探していると知った時のことを話します。
ベアーさんはディッペルさんに直接連絡をとって、自分が写真に写っている人物だと明かしました。
ディッペルさんは、Facebookでカップルが見つかったと報告しました。
「更新情報:二人を見つけました。みなさん、こちらがチャーリー・ベアーさんとフィアンセのメリッサです。
私が撮影した『タフトポイントのプロポーズ』に写っていた超幸せなカップルです。手短に言うと、私が撮ったのは2度目のプロポーズで、チャーリーの言葉を借りると『もっと正式でもっとスペシャルなプロポーズ』だったのでした。お二人に心からおめでとうの言葉を送ります。
実際に対面で会えて、ハグができたら良かったのにと思います。ようやくあなたたち二人を探し出して、あなたたちの特別な瞬間の写真をシェアできたのをうれしく思います。
すばらしいものを見せてくれてありがとう。いつか実際に会えたらいいですね!」
この絶景のプロポーズは荘厳でしたが、ベアーさん(34)はBuzzFeed Newsにフィアンセのゴーさん(31)へのプロポーズが実は2回目だったと明かしました。
最初は2月に、ゴさんの82歳の祖母を落ち着かせるためにプロポーズしたのだそうです。
「予定よりも早く伝えることにしました。そうすればメリッサは彼女の祖母に伝えられます。祖母は、『私がまだ生きているうちに早く結婚してほしい』といつも私たちに言っているんです」とベアーさん。
でも、ベアーさんは特別感のあるプロポーズもしたいと思っていました。
「タフトポイントでのプロポーズはメリッサのためでした。もっとパーソナルで、気持ちのこもったプロポーズです。メリッサがずっと、すばらしいロケーションで、すてきなプロポーズをしてほしいと思っているのを知っていましたからね」
二人は2019年4月に結婚する予定とのことです。