「声帯をだいぶ傷つけた」ヒュー・ジャックマン、役作りの代償で「前のように裏声が出ない」

    ミュージカル俳優としても地位を築いたヒュー・ジャックマンですが、17年間演じ続けた『X-MEN』シリーズのウルヴァリンになりきるため、喉を酷使していたそうです。

    オーストラリア出身の俳優、ヒュー・ジャックマン。これまで数々の作品に出演してきました。

    中でも有名なキャラクターは『X-MEN』シリーズの主人公、ウルヴァリンではないでしょうか。

    『X-MEN』シリーズを観たことがある人なら想像はつくはず。ウルヴァリンは作中で頻繁に唸ったり叫んだり、低いしゃがれ声も特徴的です。これが喉にダメージを与えていたといいます。

    エンタメニュースサイトDeadlineによると、「ウルヴァリンを演じるためにやったことを僕の演技の先生が知ったら、おののくだろうね」「声帯をだいぶ傷つけたと思う」とBBCのラジオで語ったそう。

    「前のようにしっかり裏声が出ないんだ。唸ったり怒鳴ったりしたのが原因だよ」

    closeup of hugh

    『X-MEN』の撮影で、ヒューは他にも痛ーい思いをしています。2000年、シリーズ1作目の撮影中、ハーネスを使ったスタントで鼠蹊部を負傷しました。

    同時期、落下したカメラが当たって耳も負傷。「耳もボロボロ、股間もボロボロだったよ」

    2003年、2作目の撮影中には誤って自分の顔と脚を「あの爪」で引っかいてしまいます。2013年の『ウルヴァリン:SAMURAI』で列車から振り落とされるシーンの撮影では、首を骨折しかけたとか。

    ウルヴァリンに何かと苦しめられてきたヒューですが、マーベル新作『デッドプール3』にもウルヴァリン役で出演予定です。楽しみ〜!

    Hugh Jackman on DEADPOOL 3: “We’re just going to have a blast! The film is shaping up so well. At it’s core is just in a way, these two people who are stuck together, that hate each other and are full of banter. I think it’s going to be so much fun.” (via @bbc5live)

    Twitter: @DeadpoolUpdate

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙橋李佳子