Uberの自動運転車が12月14日(米現地時間)、赤信号を無視しているところを目撃された。サンフランシスコで始まった試験サービスの初日だった。同社は、車両は当時、人が運転しており「人間のミスだ」と説明している。
Uberの信号無視は「チャールズ・ロッター」というユーザーがYouTubeに投稿した動画で発覚した。
このユーザーの車は、交差点にさしかかり、信号が赤に変わるタイミングで停止した。
ところが、右の車線の後方からUberの自動運転車が現れ、赤信号を無視して交差点を走り去った。
すでに横断歩道を右前方から人が渡り始めていた。
同社によると、この車両は当時、人間のドライバーが運転していて、乗客はいなかったという。
広報は「これは人間のミスによるもの」と釈明。この車両は試験サービスとは関係なく、このドライバーの運転を一時禁止し、調査を続けるという。
だが、こうも付け加えた。
「だからこそ、自動運転のUberを開発し、道路をより安全にすることの価値を大きく信じているのです」
カリフォルニア州車両管理局は同日、Uberに対して、許可なく試験サービスをしないように警告。応じなければ、法的手段に訴えるとしている。