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金メダリストの体操選手、13歳からチームドクターの性的虐待に遭っていたと告白

「ハリウッドだけではないのです」

10月18日、オリンピック金メダリストのマッケイラ・マロニーさんが、体操アメリカ女子代表のチームドクター、ラリー・ナサール氏から性的虐待に遭っていたとTwitterで告白した。

マロニーさんは1995年生まれの21歳。体操選手として、2011年に東京で開催された世界選手権や、2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得している。マロニーさんによれば、性的虐待は13歳の頃から始まり、引退するまで続いたという。

10月、ハリウッドの大物プロデューサーによる数々の性的虐待が明らかになった後、#MeToo 「私も」と被害を訴え出るTwitterでのハッシュタグ運動に勇気付けられ、マロニーさんも参加したのだという。

「ハリウッドだけじゃない、ということを皆さんに知って欲しいのです」「オリンピックに出るのを夢見ていた私はずっと耐え続けました。でも、こんなことはあってはならないのです」

性的虐待は、テキサスでの代表合宿の時に始まった。「30年間の経験からくる、医療として必要な処置だ」とナサール氏は説明したという。以降、「治療」と称する虐待は続き、ロンドン五輪でメダルを獲得する直前もあったという。

「一番怖かった」体験は15歳で迎えた世界選手権・東京大会のとき。飛行機で睡眠薬を渡され服用すると、次に気付いた時はホテルの一室にナサール氏と二人きりになっており、「治療」を受けていたという。「その夜は死にたいと思いました」と綴っている。

ナサール氏は29年にわたってアメリカ代表チームに所属し、100人を超えるアスリートから訴えられている。

20件を超える第一級性犯罪の罪に問われており、有罪判決が下れば、終身刑となる可能性もある。

現在のところ、マロニーさんが法的手段をとるかは不明だ。


この記事は英語から翻訳されました。