23歳のマヤ・ムーアは、米ボルティモア州で金融オペレーションのアナリストをしている。
マヤが働く会社では「ダサいセーターコンテスト」を毎年開催している。同僚に底力を見せつけようとしたマヤは、一生懸命セーターを作った。
ピンタレストでたまたまツリー型のセーターの画像をみたマヤ。創作のスイッチが入ってしまったらしい。
「このセーターを作るのに4時間かかりました。深夜まで起きて作業していて、彼氏のメッセージにも電話にもでなかったので、イラッとさせてしまったみたいです。でも、すごく集中していたんですよ」
ツリーのセーターは、コンテストで2位に終わった。マヤが優勝できなかったくやしさをツイートすると、2万5000回以上リツイートされ、7万以上いいね!された。
職場のコンテストにはもう参加しないかも。だって4時間もかけて作ったんだよ!!!4時間だよ〜
なぜマヤが2位なのか。ネットは彼女のために怒った。
なんで2位なの?みんな分かってないね!仕事辞めて、この才能を他で生かしたほうがいいレベルだよ!
だれが優勝したのか知りたい。ツリーのセーターは面白すぎるから。
超クリエイティブでしょ。私は最高だと思うけどね。
ちなみに優勝したセーターには「I sleigh」(ソリを乗りこなしてカッコイイ)という言葉が書かれた、ダサいセーターだったそうだ。
セーターは、ダサさ、創作性、説明の上手さで審査された。「私は面白いストーリーを考えていなくて、気の利いた笑えることを言えなかったので、説明の上手さが足りなかったのかもしれません」とマヤは敗因を分析する。
残念がっているマヤに、表彰状を作ってあげた人も。
最高にダサいセーター賞。
このセーター最高でしょ。だれが本当の勝者か見せつけてあげるといいよ!!
「優勝できなかったけど、まあ、2位だったから、実はそんなに怒ってはいないです」とマヤ。「それに、Twitterの人たちは私が優勝だって言ってくれているからね」
マヤは来年のコンテストのための計画はまだ練っていない。けれど既に、「リベンジに燃えている」そうだ。
この記事は英語から翻訳されました。