1. アメリア・イアハート（1897-1937）。1932年、女性として初めて大西洋を単独横断飛行した。1937年、世界一周飛行中、太平洋上で消息を絶っている。
2. 水泳選手ガートルード・エダール（1905-2003）。1926年、女性として初めて英仏海峡を泳いで渡った。それまでに成功した男性5人の記録をしのぐ14時間31分で泳ぎ切った。
3. 宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワ（80歳）。1963年、女性として初めて、旧ソ連の宇宙船で宇宙飛行した。
4. 登山家の田部井淳子（1939-2016）。1975年、女性として初めてエベレストに登頂。1992年には7大陸最高峰を制覇した。
5. 戦場カメラマン、マーガレット・バーク＝ホワイト（1904-1971）。女性初のアメリカ空軍公式写真家として活躍。唯一の外国人写真家として、第二次世界大戦中にドイツ軍のモスクワ侵攻を取材した。1936年「ライフ」創刊号の表紙を飾っている。
6. レオラ・N・キング（生没年不詳）。1918年、アメリカで初めての女性交通警察官になった。
7. イギリスで女性参政権を求めたアニー・ケニー（1879-1953）とマリー・ゴーソーン（生没年不明）。1907年、地面に「女性に参政権を」と書く。
8. 水泳選手で女優、アネット・ケラーマン（1887-1975）。1907年、公共の場でワンピース水着を着る。極めて保守的な時代。公然わいせつで逮捕された。シンクロナイズドスイミングを人気スポーツにした人物としても知られる。
9. シモーヌ・セグアン（91歳）。ナチスドイツ占領下のフランス。若干18歳でレジスタンス運動に参加し、銃を構える写真で有名に。
10. 「出稼ぎ労働の母」として知られる大恐慌時代を象徴する写真。女性写真家、ドロシア・ラング（1895-1965）が1936年に撮影。後にこの女性はフローレンス・オーウェンズ・トンプソン（1903-1983）と判明する。
11. 公民権運動活動家ローザ・パークス（1913-2005）。1955年、バスで白人に席を譲らなかったという理由で逮捕された。これをきっかけにキング牧師がバスのボイコット運動を先導した。
12. エリザベス・エックフォード（75歳）。1957年、人種融合が決まったリトルロック・セントラル高校に登校した「リトルロックの9人」の黒人生徒の一人。反対する白人らによる暴動が起きた。
13. LGBT権利擁護を訴えたジーン・マンフォード（1920-2013）。1972年、ゲイの息子モーティが暴行されたことを受けて、立ち上がる。「レズビアンとゲイの親・家族・友人の会」（PFLAG）を共同創設した。
14. マラソン選手キャサリン・スイッツァー（70歳）。1967年、女性として初めてボストンマラソンを走る。運営側は無理やり出走を止めようとしたが、恋人が守った。女子マラソンの歴史を拓いた。半世紀後の今年、70歳になったスイツァーは同マラソンを4時間44分31秒で完走した。
15. 科学者マーガレット・ハミルトン（80歳）。1969年に人類が初めて月面に降り立ったNASAのアポロ宇宙船。その搭載ソフトウェアの責任者として、エラーを救う。書き上げたコードの山との1枚。
この記事はスペイン語から編集しました。
