3人の美容整形外科医に同じ質問「モデルみたいになるには、どこいじればいい?」返ってきた答えとは
モデルみたいになりたいんですけど。
彼女はBuzzFeedのクリスティン。今回の企画を通して美容整形と美について考えることに。3件の美容外科に行き、モデル顔になりたいと相談してきた。さて、医師の反応とは…
誰でも、自分の顔について思い悩むところはある。クリスティン曰く、今まで似ていると言われたことがあるのは、シュレックや野獣など。落ち込むことはなかったというが、早い段階で自分は端正な顔立ちではないと悟ったという。
先に断っておくが、今回の試みはあくまでもアイディア、本当にモデル顔になりたいとは思っていない。また、今回訪れた美容整形外科医は3人とも、モデル顔になりたいという人がきたら大いに心配するし、きちんと話し合いをして進めていかねばならないと語っており、「はーい、じゃ、やりまーす!」ってな具合に簡単に顔が変わるわけではない。自分の容姿に肯定的でいよう、といういわゆる「ボディ・ポジティブ」の黄金期だと語るクリスティンも、美容整形外科医が自分の顔に対して何というかには大いに興味あり。
「雑誌にでてくるような、THEモデルな顔になりたいんです」



美とは主観的なものであり、何を美しいかと思うかは人それぞれ違う。ならば、モデル顔になりたいというクリスティンに、美容整形外科医たちはどういうアドバイスをするのだろうか?
美容整形外科医1人目:アムロン医師

アムロン医師のスタイルは、患者がこうなりたいという希望をきくよりも、まず患者がより美しくなるのに何が必要なのか、彼の意見をアドバイスするというもの。クリスティンへのアドバイスの多くは、メスをいれるようなものではなかった。
アムロン医師のアドバイス

* ボトックスして、頰を高くしてほっぺをタイトに
* 赤ら顔をトリートメント
* 鼻を長く、細く
* フィラー(ヒアルロン酸などの注入治療のこと)
* 脂肪吸引し、顎を高く
* 頬の肉を削る
* 唇をもっとふっくら
* まゆげをなじませる
* 引き締め
美容整形外科医2人目:リ医師

リ医師いわく、モデル顔の特徴は逆卵型と強調された頬骨、シャープな顎にあるという。彼女のもとに来る患者の中には、Instagramなどで見て好きだと思った顔写真を持って来る人もいるという。その場合、多くはPhotoshopされたものだからと説明するのだとか。
リ医師のアドバイス

* ボトックス
* 頰を高くしてほっぺをタイトに(両頬のバランスをとるため)
* 赤ら顔トリートメント
* 鼻を長く、細く
* フィラー
* 脂肪吸引&顎を高く
* 頬の肉を削る
* 唇をもっとふっくら
* まゆげをなじませる
* 引き締め
美容整形外科医3人目:リー医師

リー医師の特徴は骨格から変えていくこと。オデコに詰め物をして丸みをつけるなど、3人の中では1番、メスをいれる施術の提案が多かった。
リー医師のアドバイス

* 眉の骨をけずり、オデコに詰め物をして丸みをつける
* 小鼻をキュっとくっきりさせる
* 顎の骨を奥へ
* 脂肪吸引&リフトアップ
* 顎の一部を削る
* まぶたの脂肪を削る
3つの整形パターン


3人の意見には、共通点もあれば、相違点もある。顔のバランスとは数学的なことなのだろうが、美しいと感じるものには、そこにそれぞれの主観が含まれてる。3人に意見を聞けば3パターンの顔ができあがるのは、驚くことではない。また、BuzzFeedで4年働くうちに、クリスティンは、女性関係では全員が納得する答えがでることはないということも学んできた。モデル顔という限られた美の中でも、全員が絶対にコレだと思う好みはない。
アドバイスを受けた結果、3人とはまったく違う意見を持つクリスティン
今回の企画をやるにあたって、クリスティンは恐れていたことがあったという。美容整形外科医のアドバイスのもとに写真編集された顔を見たとき、今の自分の顔よりそっちの方が好きだったらどうしようということ。財産をなげうってでも、その顔を手に入れたいと思ってしまったら…。
しかし、結果そうはならなかった。興味深くはあったけれど、Photoshop整形顔を見たあとでも、クリスティンに整形をしようという気はおきなかった。ただ、彼女は整形に批判的なわけではない。整形のおかげで、人生がより満たされ幸せになったという人もいる。幸せであれば、美とは人それぞれの考え方でいい。
この記事は英語から翻訳されました。