米ニューヨークの大学を卒業したばかりのクリスティーナ・エガン、23歳。彼女は、過去1年間で3回も身分証を紛失していると、BuzzFeed Newsに話してくれた。

「いつも身分証、デビットカードとリップグロスをジャケットのポケットに突っ込んで出かけてしまいます。お財布も、お札入れも持たずに。悪いクセですね」
昨年クリスティーナは、ニューヨークのバーで身分証を落としてしまった。ID証は見つからず、彼女は結局、再発行した。


なくした身分証のことをすっかり忘れていたクリスティーナ。しかし最近、身分証は彼女の元にお礼のカードとともに郵送され、戻ってきた。


同封されていたカードによると、誰かが身分証を見つけて、しばらく利用していたようなのだ。


そのメッセージとは……
1年位前、これをバーの床で見つけました。大丈夫だったら良いのですが。。実は、しばらく使わせてもらいました。でももう、21歳になったので返却します!
ありがとう 😀❤️
ニューヨーク州では飲酒は21歳からで、身分証が必要になる。
クリスティーナは、送り主の住所の記載のないこのメッセージにすっかり驚いたと話した。

「ID証が封筒から滑り出た時、すっかり忘れていたので混乱しました」とクリスティーナ。「一瞬、ダマされたのかなと思いましたが、尋ねてまわって話の断片をつなぎ合わせ、理解しました」
メッセージは「笑えて」「とてもカワイイ」と思ったという。 消印から判断して、クリスティーナは送り主をニューヨーク州北部の大学生だろうと推測している。
「きっとID証は楽しい経験をしたのでしょう。もし言葉を話すことが出来るなら、聞いてみたいです」とクリスティーナは想像する。「私に扮した謎の女の子が、楽しいひと時を過ごしてもらえたなら、よかったです。ただ、再発行にかかった10ドルも送ってくれたらよかったのに!というのは冗談ですけどね」
この記事は英語から翻訳されました。