『ジュラシック・ワールド』最新作、コロナ禍で撮影を再開。キャストが明かす安全対策

    人気シリーズ『ジュラシック・ワールド』で、イアン・マルコム博士役を演じるジェフ・ゴールドブラム。新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』のコロナ禍での撮影について、彼がインタビューで語ったこととは。

    2015年に第1作が公開された『ジュラシック・ワールド』シリーズの3作目となる、『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』が制作中だ。同シリーズに出演するジェフ・ゴールドブラムが、撮影の舞台裏を明かした。

    新型コロナウイルスの世界的大流行を受け、エンタメ業界では作品製作が次々と中止になった。同作の撮影スタジオも、3月に閉鎖された。

    しかし、世界各地でロックダウンが緩和され始めたため、『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』と『アバター2』がハリウッドの超大作映画の撮影再開第一弾になると報じられた。

    エンタメ情報メディアのデッドラインによると、ユニバーサルは新型コロナ感染予防対策に一切の費用を惜しまず、検査などに約500万ドル(約5億3600万円)を費やしたという。

    トーク番組にリモートで出演したジェフは、新型コロナ感染予防に関する厳格な措置を確認したと語った。撮影再開に向けてロンドンに移動する準備中、「109ページ」にわたる文書を受け取ったことも明らかにした。

    「私たちは約1週間半後に、全員でイギリスに向かいます。感染対策事項は多くありますが、安全には気をつけて『ジュラシック・ワールド』の撮影を行います」

    「109ページにも及ぶ(安全に関する)資料を受け取りました。製作陣は私たちの安全を確保するために、心と魂、多くのお金を費やしてくれました。クルーとキャスト全員が、安全な場所で隔離生活を行います。検査などの必要なものは全て揃っています 」

    ブライスも今回の措置について、インタビューで話している。

    新型コロナ陽性者が出たため、ジュラシック・ワールドは撮影は中止になったという情報が流れたが、ユニバーサル・スタジオは否定した。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟