ある母親が参加した「パパママ教室」の投稿が話題になっています

主人公は2児の母、るびーさん(@rubydays6867)。アメリカ人の夫と、3歳の長男、1歳の長女と一緒にニューヨークで暮らしています。
お話の始まりは、保育園から届いた「パパママ教室」の案内状。保護者向けに“性”に関する勉強会が開かれました。
集まったのは、2、3歳の子どもをもつパパやママたち

「性教育をするのはまだ早いかも」と思っていたるびーさんでしたが……

パパママ教室で目の当たりにしたのは、「今から準備したい!」と思える性教育でした。
さて、その中身はどういったものだったのでしょうか。
子どもがマスターベーションに目覚めるのは、いつ?

性器のことは、なんて呼ぶ?

子どもたちについ「男らしさ」「女らしさ」を求めていない?

生まれた性、認識する性、表現する性は「別のもの」

子どもから性に関する質問があったら、どう答える?

嘘でごまかすより、子どもが知るボキャブラリーで説明を


これらの投稿には、「参考になります。早速夫と情報をシェアしました」「日本でもこーゆーセミナーあればいいのに」「面白すぎ!」などとコメントが並びます。
BuzzFeedは投稿主、るびーさんに話を聞きました。
性教育には密なコミュニケーションが必要
投稿したきっかけは「教室に参加した後、夫や友人と自分たちの体験した性教育を話し合ったら、とても盛り上がった」こと。
「こんな考え方で育ちたかった」などと語り合う中で、「SNSでシェアしたらもっといいアイデアが集まるんじゃないか」と思い至ったそうです。
パパママ教室は「これが正解、これが間違い」と方法が提示されるのでなく、オープンダイアローグ(対話形式)で行われました。
その中で、性教育とは「子どもと密にコミュニケーションをとって育てる感性なのだ」と実感したそうです。同時に「学校教育だけに任せるのは不可能だな」と強く感じたと言います。
プライベートゾーンは隠すのでなく、「なぜ大切にするのか」を説明する
パパママ教室のあと、るびーさんは学んだことを実践されています。
「3歳の息子がパンツを着替えるとき、『ここは膝、ここは太もも、ここはペニス、ここはおしり、ここはおへそ。プライベートゾーンはどこかな?』と性器周りも避けずに他の身体の部位と同じように捉えるように話しています」
「子供に性器を恥ずかしいものと感じさせて守るというより、もっと具体的に、なぜ特に大切に扱わなければならないのか理解できるように助けていきたいです」
また、息子さんはるびーさんのメイクや洋服を使って、「いつもとは違う自分になる」ことを楽しんでることがあるそう。
これに対し「幼少期だからOK、大人になったらダメ、という安易な考えに押し込まないようにしています。いつか土台の価値観を共有したいなと思って準備をしています」と話します。
投稿の続きは「#下ネタで溢れるパパママ教室」で読めます
ここでご紹介したのはごく一部。さらにこのシリーズは今後も更新されるそうです。ぜひチェックしてみてくださいね。