日本、中国、フィンランド。それぞれの教科書は、マスターベーションをこう説明します。
以下、「月刊TENGA Vol.3」の内容を一部抜粋しています。
日本「健康に過ごせるなら、その有無や回数で悩む必要はありません」


中国「自慰は正常な行為である」

フィンランド「女も男も行うこと。ストレスを和らげ、性的喜びを与えるもの」

もっと詳しく知りたいかたは、「月刊TENGA Vol.3」をチェック! 現代の性教育に関する興味深い情報が載っています。
日本、中国、フィンランドの性教育の教科書を比べました。
以下、「月刊TENGA Vol.3」の内容を一部抜粋しています。
性教育に詳しい女子栄養大学名誉教授・橋本紀子先生によれば、日本においてマスターベーションに言及する教科書は少ないものの、ゼロではないとのこと。
実際に、学習研究社『中学保健体育』(平成25年発行)に自慰行為の記載があります。
ただしあくまで精子に関する話題の中で取り扱われており、女性については月経の解説に終始しています。
21年発行の同教科書には、「男女とも」自慰について悩むという表現がありましたが、25年改定時に削除されたようです。
これは中国の小学5、6年生向け教科書です。
「自慰は正常な行為である」ということを強調。「する人もいれば、しない人もいる、極めてプライベートな行為だ」と説明しています。
なお、イラストは男女両方が使われています。
橋本先生によれば、30〜40年前はマスターベーションに対して否定的な表現が多かったものの、肯定的な表現に変化してきているようです。
フィンランドの中学生向けの教科書の一部です。
マスターベーションは男女ともに行うことであるという記載とともに、ストレスを和らげ、性的喜びを与えるものだと表現されています。
フィンランドでは「より性を楽しむ」という視点を大切にした性教育がおこなわれていると、橋本先生は解説します。
もっと詳しく知りたいかたは、「月刊TENGA Vol.3」をチェック! 現代の性教育に関する興味深い情報が載っています。