身近な人の様子がおかしいな?と思ったらすべきこと17選

    いつなんどき、あなたの助けを必要とする人がいるかはわからない。

    世界保健機関(WHO)によると、世界では毎年80万人近い人が自ら命を絶っている。そして彼らのほかにも、自殺を試みようとする人はたくさんいる。

    1. はじめに、自殺する可能性のある人と向き合う際に知っておくべき情報を紹介しよう。

    2. 介入とは、今にも自殺しそうな人を止める行為だけではない。相手の心に寄り添ったり、心の状態が悪化しないよう努めたりする場合もある。

    3. 自殺の前兆がいくつ表れているのかに注目すること。ほとんどの人は、どこかの時点で、危険信号を少なからず発しているものだ。

    4. 未来への絶望感は、特に注意すべき重要な危険サイン。若者はとりわけ注意が必要だ。

    5. 一般的には、自分の勘を信じよう。「何かある」と思ったときに助けの手を差し伸べても、悪いことは絶対にない。

    6. 相手が助けを必要としているかもしれないと思ったら、自分が手を差し伸べるのに最適な人間かどうか考えよう。もしかしたら、適任ではない可能性がある。

    7. 自ら対話しようと決めたら、相手に助けが必要だとわかった場合に備えて、その先の計画を事前に立てておくべきだ。

    8. 曖昧な言い方をしたり、探りを入れたくなったりするかもしれないが、最終的には、自殺願望があるかどうかを単刀直入に尋ねるべきだ。

    9. 「自殺を考えている」という答えが返ってきたら、リスクがどの程度差し迫っているのかを判断するために、いくつか質問をすること。

    10. 平静を保ち、相手に質問することに集中して会話を続け、傾聴すること。慌てたり、すぐに助けを呼ぼうと言い張ったりすると、逆効果になりかねない。

    11. 間違ったことを口にしてしまうのではないかと心配しすぎないこと。しかし、一般的な目安として、言うべきでないことがある。

    12. できる限り手を尽くして希望を与える。

    13. 自殺リスクが差し迫っていないとしても、相談窓口に連絡したり、セラピストや医師に相談したりするよう促すこと。あるいは、その場であなたが連絡してもいいか尋ねてみよう。

    14. 専門家に相談するほど深刻ではない、と相手が言い張っても、まだ心配であれば、互いに連絡を取り合うことを約束しよう。そして、その約束は必ず守ること。

    15. 現在の苦境を乗り切るために拠り所にしているものは何なのか、忘れずに確認しておくこと。あとで参考にできるかもしれない。

    16. 相手ととても親しい関係にあるなら、回復プロセスを前進させるうえで自分がどのような役割を果たせるか、じっくり検討してみよう。

    17. 最後に、人と人との結びつきと、周囲の人間に与える影響に関心を持つことが大いに役立つ点を忘れないでほしい。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:遠藤康子/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan